LINEで気軽に家族と何気ない会話を楽しんでいる方も多いでしょう。
Xに、お父さんから定期的に送られてくるイラストが投稿され「めちゃくちゃ好き」「静かなる狂気」「この顔好き」「可愛すぎる」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
お父さんのイラストについて、投稿者さんに話を聞きました。
お父さんの描くウーパールーパー
お父さんから送られてきていたのは、ウーパールーパーのイラスト。独特なタッチのイラストが目を引きます。

投稿者さんは、お父さんが仕事中に描いたウーパールーパーを送ってきているものだと思っていました。
「どれだけ暇なんだよ」と言ったところ「暇とかじゃなくストックがある。ムシャクシャしたときに送っているんだよ」とお父さん。
それが面白いと思った投稿者さんは、身内に話す感覚でSNSに投稿したそうです。

娘を笑わせたい父
お父さんがウーパールーパーを送ってくるようになったのは、5年ほど前からです。お父さんがたまたま描いていたウーパールーパーの絵が当時学生だった投稿者さんのツボに入ったため、お父さんは「バス通学の娘にウーパールーパーを送りつけてバス内で笑わせてやろう」という魂胆で描き続けていたとのこと。

投稿者さんが初めてお父さんの絵を見たとき、ツボに入ったためレシートに描かれた絵を財布にしまっていました。それから半年経つ頃にはインクが擦り切れてただの紙切れになってしまったため捨てたものの、その辺りからお父さんが再びウーパールーパーを描き始め、LINEでずっと送り続けてくるように。
しかし、投稿者さんは「正直、3年くらいはミュートしていました」と話しています。
5年間描き続けた結果…
投稿には多くのいいねやコメントが寄せられていました。反響を受けて「父のウーパールーパーは5年煮た(描き続けた)分、絵を描く私としてもカルト的な魅力があると思っていました。やっと父の狂気でユニークな世界観を世に伝えられた気がします」と投稿者さん。お父さんの描くウーパールーパーは不思議な魅力があるようです。

かつてはウーパールーパーに特に力を入れ、ダンボールを駆使したムービー等を作ることもあったそうですよ。
投稿者さんはウーパールーパーのグッズを展開しているとのこと。販売ページでは、お父さんの描いたウーパールーパーのマグカップや洋服などが並んでいます。