嫌だった母譲りの”くせ毛” しかし、39年後の姿に「素敵」「私も同じように昔の自分に伝えたい」

嫌だった母譲りの”くせ毛” しかし、39年後の姿に「素敵」「私も同じように昔の自分に伝えたい」
2歳の頃のYukariさん(@yucurly_journeyさんより提供)

外見にコンプレックスを感じた経験のある人も多いのではないでしょうか。Yukari(@yucurly_journey)さんが、お母さん譲りのくせ毛についてInstagramに投稿すると「素敵」「私も同じように昔の自分に伝えたい」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

自身の髪の毛や活動などについて、Yukariさんに話を聞きました。

母譲りの髪質

お母さんが23歳の頃の写真を見たYukariさんは「私にそっくり(笑)カーリーヘアがとってもかわいいと思いました」と話しています。

昔のお母さんの写真(@yucurly_journeyさんより提供)

お母さんは、とてもバイタリティにあふれた人だったといいます。お父さんがずっと単身赴任だったため、ほぼワンオペで家事育児をこなしていたお母さん。
「フルタイムで働きながら家事や育児をよくここまでやってくれていたなと、私自身が子どもを育てながら働くようになって、より強く思うようになりました」とYukariさん。

そんなYukariさんの髪のくせは、お母さん譲りだといいます。

2歳の頃のYukariさん(@yucurly_journeyさんより提供)

誰にも言えなかった“髪”の悩み

とてもかわいらしいフワフワな髪の毛は、小学校高学年の頃からだんだんとくせが強くなっていったそう。それまで気にしたこともなかった前髪が思うように整わず、うねってしまうようになり、髪質の変化にも戸惑いました。

周りの女の子たちとの髪の毛と比べるようになり、自分の髪だけが周囲と違っていると意識するようになったそうです。

お母さん譲りの髪(@yucurly_journeyさんより提供)

当時は、自分の髪はもうどうすることもできないと思っていたため、Yukariさんは誰かに相談したことはありませんでした。そんななかで、お母さんから“ごめんね”と申し訳なさそうに言われたことを、なんとなく覚えているそうです。

ロングヘアのYukariさん(@yucurly_journeyさんより提供)

高校生の頃に縮毛矯正をかけたいと言ったときには、迷わず「いいよ」と言ってくれたとのこと。

くせ毛アドバイザーとして

現在、くせ毛のケアやスタイリングについての発信をしているYukariさん。自身のコンプレックスを打ち明けることで、ほかの誰かが救われたらという気持ちから始めたといいます。

現在の様子①(@yucurly_journeyさんより提供)

現在、日本各地で「くせ毛ワークショップ」を開いているYukariさん。
今後挑戦してみたいことについて「ワークショップを通して、くせ毛に悩む方々と1人でも多く出会い、交流したいです。あとは『コンプレックスを魅力に変える』をスローガンに、雑誌や広告、テレビなどで日本のビューティースタンダードに新たな価値観を見いだすお手伝いをしたいです!」と教えてくれました。

現在の様子②(@yucurly_journeyさんより提供)

Yukariさんの投稿は、多くの人の背中を押してくれそうです。今後の活動にも注目が集まりますね。

Yukariさんは、Instagramのアカウント【yucurly_journey】の他に、YouTubeのアカウント【YucurlyJourney】でも、くせ毛と白髪を魅力に変える発信をしています。

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