愛用してきたおしゃぶりとの別れ。そこには、2歳児の切ない葛藤がありました。ママ(@akane.miyabayashi)さんが、おしゃぶりからの“卒業”の様子をInstagramに投稿すると「かわいくて号泣した」「お母さん素敵」「頑張って缶に入れたところ感動」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ママさんに話を聞きました。
おしゃぶりの卒業
動画に映っているのは、2歳になったばかりの娘さん。
0歳から愛用してきたおしゃぶりとの別れの日がやってきました。
ママさんは「おしゃぶりは2歳で卒業だよ」と、1歳半の頃から伝えていたといいます。

当時きょとんとしていた娘さんも、少しずつ言葉を理解できるようになり、お返事していたのだとか。
「でも、本当の意味は理解していなかったと思います」と振り返るママさん。
大事な物だから宝箱に入れてバイバイ
卒業の方法としてママさんが選んだのは「宝箱に入れてバイバイする」というスタイルでした。

「最初は『ハサミで切って捨てる』つもりでしたが、目の前で大切なものを切られたらショックかなと思って『大切にしまおうね』という方法を選びました」とママさん。毎日のように使用している物で、このような形で卒業したのは今回が初めてとのこと。
「本当に理解しているのか不安でした。歯並びのこともあって、やめさせようと心を鬼にする一方、やめなくても…という葛藤もありました」と胸の内を明かしてくれました。
あー!赤ちゃんのときに使っていたやつね
ママさんの説明に「うんうん」と頷いたもののやっぱりイヤイヤ…意を決したようにフタをしたけれど、ママさんがそれを持って行くと泣いて追いかける…。
そんな、娘さんの揺れる心情が伝わる動画には、大きな反響がありました。ママさんは「いろいろなコメントがあり、また、皆さんの『おしゃぶりエピソード』がたくさん聞けて嬉しかったです」と話します。

その後の娘さんは「初日はすごく泣いていましたが、2日目から泣くことはなくなりました」とママさん。
投稿から約1ヶ月半経った今でも、娘さんがおしゃぶりを話題にすることは割と多いといいます。ママさんは「あー!赤ちゃんのときに使っていたやつね」「懐かしいねー」「バイバイしたもんね」など、遠い昔のことのように話しているそうです。

今後については「毎日を楽しく健康に過ごし、思いやりのある子に育ってほしいです」と願いを語ってくれました。
娘さんの小さな別れに大きな成長を感じさせる今回の動画。これからも家族の愛情に包まれながら、たくましく成長していくことでしょう。