妊娠中の様子や思いを記録していく母子手帳。健康の様子だけでなく、そのときの気持ちや願いを書いている人も少なくないでしょう。@kanako.photoさんが、助産師さんや先生から大好評だった“母子手帳”をThreadsに投稿すると「見てて楽しい」「これは宝物ですね」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
母子手帳について、ママさんに話を聞きました。
父親の思いも書いてほしい
母子手帳の母親の記入欄はママさんが書いていましたが『父親や周囲の方の記録』欄を見て、“パパにも思いを書いてほしい”と思い、お願いしました。
パパさんは、もともとかわいいイラストを描く人だったそう。「イラストならいいよ」ということで描き始めることになったと話します。
妊娠13週くらいから出産2日後までの間、安産祈願の日のことや初めての胎動を感じたときのことなどが、かわいらしいイラストで描かれています。
これ、誰が描いたんですか!?
パパさんのイラストは、病院の助産師さんや先生に大好評だったとのこと。
「これ、誰が描いたんですか!?」と驚かれたり「かわいいですね!すごいですね!」と喜ばれたり、切迫早産で入院中に担当してくれた先生も、新しく描かれるのを楽しみにしていてくれたそうですよ。また、出産中も、担当の助産師さんがほかの方に見せてくれていたことも。
そんな多くの人たちの反応に、パパさんは「他人に見せるつもりで描いていないから、ちょっと恥ずかしいね」と言いつつも「こんな風に喜んでもらえて嬉しいね」と話していたといいます。
大変だった入院生活
ママさんが特に印象的なのは「入院!」と描かれたイラストだといいます。妊娠中は「体力をつけておいてください」と言われていたため、比較的アクティブに過ごしていたそうです。しかしその後、切迫早産と診断され、即入院することに。
その後1ヶ月ほぼベッドの上での生活になってしまったとのこと。
その頃のことについて「動けないつらさと寂しさで大変でしたが、夫は仕事が終わると毎日面会に来てくれて、本当にありがたかったです。クリスマス前に自宅へ戻れたときは、久しぶりの家にとても安心しました」と教えてくれました。
生まれた子どもは、もうすぐで生後4ヶ月になります。
今後について「夫は1年間のお休みをいただいているので、家族3人でいろいろなところへ出掛けて、たくさん一緒の時間を過ごしたいです」と話していました。

パパさんが母子手帳に描いた「くじまる」というイラストは、スタンプにもなっているそうですよ。
パパさんの思い出と優しさは、母子手帳の中だけでなく、これからも子どものそばに残り続けることでしょう。