お家の中で、遊園地や公園のような遊具で遊べたら…と考えたことのある方は多いかもしれません。特に幼い子どもがいる家庭では、思いきり体を動かして遊ばせてあげたいと思うでしょう。上川清志(@kamikawa519)さんが、8歳と5歳、4歳のお孫さんのために作った“段ボールの遊具”をInstagramに投稿すると「販売されてたら買う」「天才すぎます」「最高すぎる」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
作品について、上川さんに話を聞きました。
クオリティの高い「回転遊具」

上川さんがお孫さんたちのために作ったのは、遊園地にあるような回転遊具でした。

5ヶ月前に作った回転ブランコは小さく、8歳のお孫さんが乗れなかったそうです。そこで、そのときのブランコをリメイクして地面を走るタイプに。
回転遊具は、上川さんが約50年前によく通った遊園地にあった遊具をイメージして作られたものです。上川さんの小学生時代の大のお気に入りで、いつかは作ってみたいものでもあったといいます。
廃材を活かして“本気”の遊具作り
上川さんが作る作品は、基本的には段ボールだけで作られています。しかし、今回の回転遊具は「どうしてもうまく動かせなかったことから、禁じ手のキャスターを使いました」と上川さん。

段ボールは、会社で出る端材や、汚れ・傷・反りなどで本来使えない廃材を使用しているといいます。

完成した回転遊具を見たお孫さんたちは、ニヤニヤとしていました。お孫さんたちは何に関してもリアクションが控えめなものの、家に帰ってからはパパさんとママさんに「楽しかった」と興奮気味に話していたそうです。
上川さんにとって、お孫さんたちの喜ぶ様子は想定通りで、その反応に満足しているようでした。

こちらの回転遊具は、投稿を見た方から「イベントに使用したい」と声をかけられ、譲ったとのこと。
夢は遊べる工作イベント
今後について「恐竜好きな孫のために、実物大(約15m)のスピノサウルスの骨格標本を作りたいです。さらに工作物を展示したり実際に遊んだりできるイベントを開催してみたいです」と話していました。
段ボールで作られたとは思えない、クオリティの高い作品に驚かされました。次の作品も楽しみですね。