古い物件に新たな魅力を加えるリノベーション。現在Instagramで、築約50年の団地をリノベーションしたビフォーアフターの動画が注目を集め、その大胆な変貌ぶりに「ワクワクします」「素晴らしいリフォーム」「理想のお部屋」などのコメントが寄せられ、話題となっています。
今回は、投稿者である@apartment_m301さんに話を聞きました。
築約50年の賃貸物件を…
以前住んでいた部屋の立ち退きがきっかけで、引っ越すことになった投稿者さん。新しい住まいを探す中、原状回復義務のない築約50年の賃貸物件に出会ったそうです。
そこから限られた時間と予算のなかで、理想の空間づくりが始まりました。

「内見から引っ越しまで80日でした」と話すように、工期はとてもタイトだったといいます。立ち退きの期限も迫る中「期限内に工事を行っていただき、とても助かりました」と、施工関係者への感謝を語っていました。

今回のリノベーションは…
今回のリノベーションは、知り合いに全面的に依頼したという投稿者さん。
「少ない予算で、以前住んでいた部屋をオマージュして、新しさも感じられる空間をつくっていただき、とても嬉しかったです」と振り返ります。
大きく印象を変えたのは、空間全体を白で統一した内装。
「団地らしさを活かしつつ、元の団地の記憶が残るような部屋を作っていただきました」とのこと。
インテリアにはコンテンポラリーな要素をいくつか取り入れ「一般的な団地インテリアとはひと味違う、自分らしさを表現したい」という思いが込められているそうです。

多くの反響を受けて投稿者さんは「好意的なコメントが多くて、とても嬉しかったです」と嬉しさを隠し切れない様子でした。
新居での感動
新居での暮らしについて「窓の外には日々季節の移り変わりを感じられて、今まで体験できなかったような景色に毎日感動しています」と話す投稿者さん。
街中にいながら、自然と共に暮らすことができるこの部屋で「いいものを長く使う」「無駄な消費をしない」といった、持続可能なライフスタイルを目指しているそうです。

築年数や見た目にとらわれず、自分らしい暮らしを丁寧に作っていく。@apartment_m301さんのリノベーションには「住まい」と「自分らしさ」の豊かな関係性が映し出されていました。