メイクとウィッグの力を駆使し、まるで別人のような「イケメン」に大変身するとある男性。その一部始終を捉えた動画が、TikTokで投稿されると「天才を見た」「かっこよすぎ」「クオリティ高い」などのコメントが寄せられ話題となっています。
今回は、投稿者である@kenta_nishimura0さんに話を聞きました。
別人に変身…
動画では、メイクとウィッグを駆使し、まったく別人のような4つの系統のイケメンに変身していました。
系統ごとのコーディネートは、持っている服を基に、韓国系は好きなK-POPアイドルを参考に研究。髪色・形はすべて違うものにし、スタイリングはその系統だと想像できるように意識したそうです。
自身のコンプレックスを動画内で表現している投稿者さんは「普通の考え方に比べたら変なのかもしれませんが、僕個人としてはまったく抵抗感はありません。容姿はメイクとウィッグで補えていると思っていますし、むしろコンプレックスがあったからこそ、この選択肢に行き着けたので感謝しています」と話してくれました。
さらに「メイクやウィッグによって“変われる”“かっこよくなっている”と自分で認識できた瞬間に、コンプレックスがコンプレックスではなくなりました」とも。
コンプレックスを前向きに捉え、メイクやウィッグを活用することでポジティブな変化を起こし、自身を受け入れることができるようになったそうです。
周囲への感謝
投稿者さんは、日常としてメイクやウィッグを生活に取り入れているそうです。周りの友人や家族からはその変化に対して特に大きな反応はなかったといいます。
「むしろ、まるで昔からやっていたかのように自然に受け入れてくれました。それがあったからこそ、日常としてメイクとウィッグを続けられたと思います」と、大仰に扱わない周りの人たちに逆に感謝しているようでした。
また、容姿的コンプレックスを抱えている人に向けて「自分は肌荒れや薄毛といったコンプレックスがあったからこそ、メイクやウィッグに出会うことができました。そのおかげで得られたものもたくさんあります。自分の弱みを悲観するのではなく、それを楽しみながら活かす方法をぜひ見つけてほしいです」とも話してくれました。
今後も、メイク動画を通じて「見ていただいている方に楽しんでもらえるように、そして誰にでもメイクやウィッグを始めるきっかけの一助になれるように活動していきたいと思っています」と話してくれた投稿者さん。
動画ならではの楽しさを届けながらも、メイクやウィッグを気軽に取り入れられる環境を提供することを目指しているようです。
メイクとウィッグを駆使し、コンプレックスを自らの強みに変えた投稿者さん。今後の活動にも注目が集まりそうですね。