飼い主さんの愛情はワンちゃんに伝わるもの。
@mameshiba_himariさんが人間の子どもと同じようにワンちゃんを育てている日常生活のひとコマをYouTubeに投稿すると「素敵なお話」「幸せな日常」などのコメントが寄せられ話題になっています。
投稿者さんに話を聞きました。
ワンちゃんのために専業主婦になったママ
子どもの頃から、ワンちゃんと一緒に育ってきた投稿者さん夫妻。結婚後もワンちゃんと一緒に暮らしていたいと考えていました。
いつでもワンちゃんを迎えられるよう、着々と準備を進めて、資金面も含め飼育環境が整った3年ほど前、本格的にブリーダーサイトで探し始めることに。
「絶対に柴犬が良い」という旦那さん(以下、パパさん)と、県外の実家へ帰省することが多く、「新幹線に一緒に乗ることができるワンちゃんが良い」という奥さん(以下、ママさん)。結局、豆柴なら柴犬よりも小さいと知り、豆柴を迎えることに。
近隣の県で探したところ、ちょうど生まれたばかりの豆柴と運命の出会いが。会った瞬間、夫婦で一目惚れし、その日のうちにお迎えを決めたのが、ひまりちゃんです。
ひまりちゃんを迎えるにあたり、ママさんはお世話に専念するため専業主婦に。こうして、新しい暮らしがスタートしました。



今回、話題になったのは、投稿者さんが「豆柴ひまりとゆきち」というチャンネル名でYouTubeに投稿している、日常風景のひとコマ。海に行ったり、ママさんの実家にお泊りに行ったりなど、何気ないシーンから、ひまりちゃんへの愛情を伺えます。

海に出かけた際、洗い場でひまりちゃんの足を洗っていた時は、見知らぬ人から「可愛がられてるね」「自分は犬と思ってないね」などの言葉をかけられ、「親バカ飼い主だという自覚はあったものの、改めて言われると恥ずかしさの方が強かったです」と明かしてくれました。

お子さんのいない投稿者さん夫妻にとって、ひまりちゃんは我が子同然。そんなひまりちゃんへの思いを実家のご両親も温かく受け入れ、ひまりちゃんを孫のように可愛がってくれているのだとか。ひまりちゃんも、そんなおじいちゃん、おばあちゃんに安心して甘えています。
ひまりちゃんとの穏やかな暮らし
感情豊かな性格で、さまざまな行動や仕草で気持ちを伝えてくれるひまりちゃん。例えば、「ご飯食べる?」と聞くと、目を丸くしキラキラした表情でこちらを見て、時には嬉しさのあまり声を出して食べたいという気持ちを伝えてくれるのだそう。
また、お散歩終わりやワン友の家で遊んでいる時に「もう帰ろう」と言うと、まだ帰りたくないと言わんばかりにその場に踏ん張り動かなくなったり、逃げ回ったりするのだとか。最終的には確保され、しょんぼりしながら帰る姿は、まるで人間の子どものようです。

ひまりちゃんを迎えて、印象に残っているのは、生後6ヶ月の頃の出来事です。ママさんの実家で暮らしている先住犬・マロンと対面し、数日間一緒に過ごしたことで、大きな変化がありました。
それまでのひまりちゃんは、とにかく気が強く聞かん坊でコミュニケーションが上手く取れず、悩んでいたのだとか。
しかし、マロンちゃんと数日間過ごした後、ひまりちゃんの態度が一変。
「おそらくマロンの姿を見て、人間とどのように関わり合い暮らしていけば良いのか、社会性を学んだのでしょう」と投稿者さんは振り返ります。マロンちゃんが、人と一緒の布団で寝ている姿を見てからは、投稿者さん夫妻と一緒に寝るようになったのだそう。

他にも、とても甘えてくるようになったり、指示がすんなり通るようになったりと、これまで手を焼いていたのが嘘だったかのように意思疎通が取れるように。「愛おしい我が子になった」と思える瞬間だったそうです。
家にいる時はいつも、どちらかにお尻や背中をくっ付けて過ごすほど、甘えん坊なひまりちゃん。しかし、抱っこされるのは、少し苦手です。

そんなひまりちゃんですが、ママさんと2人で実家にお泊りした時は、迎えに来たパパさんを見た瞬間駆け寄り、自ら抱っこをせがむようにジャンプ!その姿を見て、2人とも、本当にビックリしたそうです。
親子の絆を深めるかけがえのない存在
投稿者さん夫妻をはじめ、両親や祖父母にも愛情を注いでくれるひまりちゃん。おかげで、家族で集まる機会も増え、家族を繋いでくれる中心的存在になりました。
ワンちゃんのいる暮らしは、その家族にとって、たくさんの大切なことを教えてくれるもの。これからも、たっぷりと愛情を注ぎ、穏やかに過ごしてほしいですね。