ワンちゃんと過ごす日々は、かけがえのない大切な時間です。その中でしか得られない経験や、特別な気持ちが芽生えることもあるでしょう。
@kinako_3brosさんが、3兄弟とゴールデンレトリバーのきなこちゃんのこれまでの様子をTikTokに投稿すると「素敵な関係」「無償の愛」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
3兄弟ときなこちゃんのこれまでについて、ママさんに話を聞きました。
きなこちゃんとの6年間
12歳の長男さん、7歳の次男さん、4歳の三男さんの3兄弟は、ゴールデンレトリバーのきなこちゃんと一緒に育ちました。
6年前、家を建てたのを機に、息子さんたちに犬と育つ経験をさせたいと思い、犬を迎えたいと考えていたママさん。

パパさんもママさんも子ども時代に犬と一緒に育った経験があり、その温かい思いがあったからこそ「我が家にも犬を迎えたい」と強く思うように。
数ある犬種のなかでも、穏やかで優しい性格のゴールデンレトリバーに惹かれ、縁があってきなこちゃんを迎えることになりました。

試練と絆のはじまり
きなこちゃんを迎えた最初の数ヶ月、息子さんたちは甘噛みやズボンを引っ張られて泣くこともありましたが、少しずつ慣れていきました。
ドッグトレーナーさんの指導で、きなこちゃんも加減を覚え「怖い存在」ではなくなってからは、一気に仲良くなったそうです。

長男さんにとって、きなこちゃんは「いなくてはならない存在」。今も、サッカーや勉強で疲れて帰ると、きなこちゃんに癒されています。
次男さんにとっては「心の支え」。2人は一緒に大きくなり、構い過ぎて嫌がられることもあるものの、きなこちゃんは次男さんが泣いているときは必ずそばに来て慰めてくれます。
三男さんにとっては「優しいお姉ちゃん」。しつこくしても怒らず、朝の二度寝も一緒にする大好きな存在です。
3人に共通しているのは、叱られたり落ち込んだときでも、きなこちゃんが無言でそばにいてくれる「安心できる居場所」になっていること。そのおかげで、寂しい思いをしたことはないといいます。
また、3人は絵本の影響も受け、毎晩寝る前に「大好きだよ」ときなこちゃんに伝えています。3人の大きな愛情は、きなこちゃんにしっかり届いているでしょう。

日常の尊さと家族の宝物
きなこちゃんとの日々をまとめた動画を見て、ママさんは改めて日常の尊さを実感したそうです。
「『当たり前のように一緒にいる日常』の尊さを改めて感じました。小さなハプニングや笑い合える時間も宝物で、きなこがいるおかげで、家族の優しさや思いやりが育まれています。子どもたちが大人になったとき、きなことの日々が“心をあたためる思い出”になるよう、毎日を大切にしています」
今後について、ママさんは「“きなこと一緒にいられる幸せ”を大切に感じてほしいです。きなこと過ごせる時間は人間より短いので、毎日『大好き』『ありがとう』を伝え、思いやりを忘れずに接してほしいです。きなこが育んでくれた優しさを、人との関わりの中でも広げてくれたらと願っています」と話していました。
きなこちゃんとの日々は、とても貴重で大切な時間。息子さんたちが大きくなっても、このかけがえのない時間はいつまでも心に残っていくことでしょう。

