日差しが強い季節は緑が青々と生い茂り、庭の雑草も勢いよく伸びてきますよね。@kenzosanさんが、厄介な雑草を除去する方法をYouTubeに投稿すると「生えてます!」「分かりやすい」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
投稿者さんに話を聞きました。
深い根から除去すべき雑草
20年以上の植木屋の経験を活かした情報を発信している投稿者さん。今回の動画では「放置したらダメな雑草」としてアレチヌスビトハギを紹介しました。
アレチヌスビトハギは庭仕事のときに服にくっついて困る、いわゆる「ひっつき虫」の雑草です。
マメ科の帰化植物で、成長して種がくっつくようになる前に抜いておきましょう。若い葉は笹のような長細い形状をしています。8月~9月ごろに、紫色の花が咲くようです。


根を残すと大繁殖の恐れも
根が深いため、除去する際は根までしっかり取り去るようにします。なるべく深く草刈り鎌を土の中に入れて、土の中から掘り出すとよいそうです。
根をそのままにしておくと、投稿者さん曰く「どんどん繁殖してしまう」のだとか。
「ペンチでつかんで根が切れないように抜くやり方もオススメです」と教えてくれました。

地上部だけ刈り取ればいい雑草と、アレチヌスビトハギのように根から抜いたほうがいい雑草があることを伝えたくて、投稿者さんは今回の動画を作ったといいます。
何も知らない人にもわかりやすく
投稿者さんがSNSでの発信を始めたきっかけは、YouTubeだと話します。動画を作成する際に投稿者さんが気をつけていることや意識していることは「見る人が何も知らないことを前提に制作すること」なのだとか。
視聴者の方が「『この動画でたすかったよ』と言ってくれることが最高の幸せです」と語る投稿者さん。

雑草対策は大変ですが、ちょっとした知識と工夫で手間を減らすことができます。@kenzosanさんのような経験者の知恵を借りながら、無理なく庭との暮らしを楽しんでいきたいですね。
