遠回りに見える道のりでも、一歩ずつ進み続ければ夢にたどり着くことができるのかもしれません。
@tsukichan1119さんが、未婚で出産をしたあとの“決意”についてTikTokに投稿し、話題になっています。
いったいどんなことがあったのでしょうか?
看護師資格を目指すことに

@tsukichan1119さんは、家庭環境に恵まれず、思春期は問題行動も多い、いわゆる“問題児”だったと振り返ります。17歳で妊娠し高校を中退。未婚のまま長女さんを出産しました。
出産から2ヶ月後に実家を出て、ヘルパー養成所へ通い始めた@tsukichan1119さん。そこで出会った男性が、休み時間に勉強している姿を見て「何の勉強ですか?」と尋ねたところ「看護学校を目指している」との返答がありました。

「すごいですね」と伝えると「@tsukichan1119さんも看護師になろうよ」と声をかけられます。しかし当時は「私は中卒だし無理です」と答えるしかありませんでした。

ところが後日、その場にいた年配の女性たちが、准看護師の取得方法が書かれた資料をたくさん持ってきてくれたのです。
「私たちは難しいけど、あなたは絶対なった方がいい」という言葉に背中を押され、20代後半の女性と2人で准看護師を目指す決意をしました。
苦労の日々

中学校時代も不登校で、基礎学力はほとんどなかったという@tsukichan1119さん。まずは受験勉強からのスタートで、医療系予備校に40万円以上を支払い、1年間通いました。
昼間は子育てをしながら、平日から土曜までアルバイト。週3回はアルバイト後に娘さんを親戚へ預け、夜間の予備校で勉強しました。当時の准看護科の倍率は6倍もあり、入学自体が大きな壁だったと話します。
入学後も働きながら2年間の学業と実習を修了。その後6年間、准看護師として勤務しました。

第二子も未婚で出産し、1歳になった頃、再び進学を決意します。コロナ禍のなか、2人のお子さんを育てながら2年間学び、2022年に看護師国家資格を取得。2014年に准看護師となってから、国家資格取得までに8年かかりました。
資格取得への原動力は「絶対に諦めない」と決めたこと。2度目の進学は、同じく子育て中の親友と一緒に決意しました。お互いに励まし合いながら勉強を続けたことが、大きな支えになったといいます。
「やっとここまで来た」

「あまりにも必死で、どうやって乗り越えたのか思い出せないほど壮絶でした」と振り返る@tsukichan1119さん。お子さんたちに寂しい思いもさせることもあり、奨学金も多く借りたといいます。
それでも資格を手にしたときは「やっとここまで来た」と心から安堵。自分1人の力ではなく、周囲の支えがあったからこそだと強く感じたそうです。
今後の目標
今年、長女さんが高校に合格。実質無償化制度はあるものの、年間約100万円の負担があるといいます。さらに小学生のお子さんもいるため、金銭面での負担は大きいとのこと。
「一馬力ではありますが、2人の子どもを責任をもって育て上げたい。制度や周囲の支えに感謝しながら、母として、そして看護師としての役割を果たしていきたい」と話していました。
投稿には「すごい」「よく頑張りましたね」「同じ母として尊敬します」などのコメントが寄せられています。
過去や環境にとらわれず、自らの意志で未来を切り開いた姿は、多くの人の背中を押してくれそうですね。
提供元:@tsukichan1119さん(TikTok)

