かつて夢中になった一冊の雑誌が、今も心に残り続けているという人もいるのではないでしょうか。
「入院はせずに車椅子でmen’s eggの撮影に行っていた(笑)」とSNSに投稿され、大きな話題となりました。
一体、どのような投稿だったのでしょうか?投稿者の@chucky.sasakiさんに話を聞きました。
車椅子で撮影に向かった日々

ファッション誌men’s eggの編集者をしていた@chucky.sasakiさん。2009年、スノーボードで腰を骨折した際、入院せずに車椅子で撮影に向かった様子を投稿しました。
撮影を続けた理由について、「当時、自分が担当していたファッション企画の撮影で、担当者の代わりがいない状況でした」と振り返ります。
自身が休めば、モデルやスタイリスト、カメラマンなど関係者全員のスケジュールを調整し直す必要があり、雑誌の締め切りにも間に合わなくなる状況だったそうです。そうした事情から、周囲の心配をよそに、責任感から無理を押して車椅子で撮影に臨みました。
投稿には「私の青春」「こんなにも大変なことがあったとは…」といった声が寄せられています。
今も続くモデルたちとの絆
撮影場所はスタジオではなく、渋谷の街中だったといいます。車椅子では移動しづらい場所もありましたが、段差があるたびにモデルたちが車椅子を持ち上げ、「このときは本当に助けられました」と@chucky.sasakiさんは当時を思い返します。

当時のmen’s egg編集部は、モデルたちが頻繁に遊びに来る場所で、編集者とモデルの距離がとても近かったといいます。一緒に遊んだり、ときには喧嘩したりと、仕事で集まる関係というより仲間のような間柄だったとのこと。
24歳でmen’s egg編集部に入った@chucky.sasakiさんにとって、men’s eggは単なる仕事ではなく、青春そのものでした。何年も経った今でも当時のモデルたちとつながっていられることが何より嬉しく、一緒に作り上げた仲間との関係は大切な財産だと語ります。

現在は店舗経営に携わりながら、編集・企画・イベント制作の経験を生かし、渋谷カルチャーを軸とした企画・プロデュース活動にも力を入れているそうです。今後はSNSでも、平成の渋谷カルチャーや雑誌制作の裏話などを発信していきたいと考えているとのこと。

当時を大切に振り返りながら前を向く@chucky.sasakiさんの言葉から、好きなものに本気で向き合ってきた日々の温かさが伝わってくるようでした。
提供元:@chucky.sasakiさん(Threads)

