年齢を重ねても、心の中に抱き続けている夢がある人もいるのではないでしょうか。
@imaclub.jpさんが、「死ぬまでにやっておきたいことがある」と話していた83歳のお母さんの思いをかなえた様子をInstagramに投稿し、話題になっています。
いったいどんな夢だったのでしょうか?@imaclub.jpさんの娘さんに話を聞きました。
キッチンカーの夢
お母さんから「死ぬまでにキッチンカーをやりたい」と聞いたとき、娘さんは「正直、聞く耳ももたず、特に関心を示すこともありませんでした」と振り返ります。
「いつかできたらいいな」という、誰もが抱く夢の一つだと思っていました。

お母さんはもともと自分の意思を強く表に出すタイプではなく、家族のために尽くし、自分の時間を楽しむことはほとんどなかったといいます。給食の仕事をきっかけに調理師免許を取得し、その後はパン屋で働いていました。
「いつか自分のお店をもちたい」と話すことはありましたが、家族は本気でかなえたい夢だとは思っていなかったそうです。

そんな中、テレビでキッチンカーを見たお母さんは、「動く台所があるなんてすごい!私も若かったらやってみたかった」と話していたとのこと。
しかしその後、お父さんと愛犬・マロンちゃんとの別れを経験し、お母さんは少しずつ笑顔が減っていきました。家族との会話も少なくなり、意思疎通もうまくいかなくなっていたといいます。
お母さんの夢をかなえることに
そんなとき、友人と話す中で、お母さんがキッチンカーに立つ姿がふと頭に浮かんだという娘さん。そして、「母の夢を一緒にかなえてみよう」と決意しました。
実際にキッチンカーを始めると、想像以上に大変なことも多く、娘さんが感情的になってしまう場面もあったそうです。それでも、お母さんは体調と向き合いながら無理のないペースで、お客様一人ひとりを大切に懸命に立ち続けているといいます。

そんなお母さんの姿を見て、娘さんは「こんな母の笑顔を、生まれて初めて見たかもしれません」と話します。
また、家族の会話も以前より増えたそうです。
「もしキッチンカーを始めていなかったら、こんな親子の時間を味わうことも、応援してくださる方々の優しさに気づくこともなかったかもしれません。母の夢をかなえたというより、その夢に一緒に乗ってみたことで、私自身も知らなかった景色を見せてもらっています」と娘さん。

投稿には「感動しました」「泣けてくるなぁ」のような声も寄せられていました。
親子で一つの夢をかなえた姿に、心を動かされた人が多かったようです。
提供元:@imaclub.jpさん(Instagram)

