大切な人を失った悲しみは時が経っても癒えないものですが、思わぬ形で過去と繋がることができるなんて素敵ですよね。@treasure.bntさんが、インターネット上の360度パノラマビューに写った亡きお母さんの姿を発見したエピソードをThreadsに投稿すると「切なくて泣きそうです」「嬉しいサプライズですね」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
@treasure.bntさんに話を聞きました。
姪っ子さんの発見から始まった奇跡
2年前に亡くなられた@treasure.bntさんのお母さん。
そんなお母さんの姿を、360度パノラマビューに写っていることを発見したのは姪っ子さんでした。
パノラマビューに写っているのは、今から10年前である76歳の頃のお母さんの姿。「どこかで似たような事例を聞いて、自分もおばあちゃんちを検索したようです。そしたら『いた!!!!』となったそうです」と、教えてくれました。
予想外の“再会”に込み上げた想い
姪っ子さんからの連絡を受けたときの心境について、@treasure.bntさんは「まさか自分にこのような幸運が舞い込むとは思わず、懐かしく嬉しかったです」と振り返ります。
突然訪れた過去との繋がりは、予想していた以上に温かい気持ちをもたらしてくれたようです。

皆に愛される“看板娘”だった母
@treasure.bntさんは、お母さんについて「可愛らしい母でした。長年、家業の飲食店の看板娘でしたから、皆さんに愛されていたように思います」と、愛情深く語ってくれました。
地域の人々に愛され続けた飲食店の看板娘として、きっと多くの人の心に温かい思い出を残していたのでしょう。そんなお母さんの姿が10年を経てデジタルの世界で家族と再会できたのは、まさに現代ならではの奇跡です。
また、こちらの投稿に寄せられたコメントを見て「『私も発見しました!』と感謝の言葉がありましたので、 少なからず、私も思い出探しのお手伝いができて嬉しかったです」と話してくれました。
思いがけない形で訪れた大切な思い出は、時を越えてまた新しい形で家族の心を温めてくれるのかもしれません。
