「このカレンダー欲しい」「売りましょう」「心の優しい子」と、Threadsで大きな反響を呼んだ日めくりカレンダーの投稿。作ったのは、当時小学6年生だった12歳の女の子でした。祖父を思って手作りしたカレンダーには、前向きな言葉がぎゅっと詰め込まれています。
投稿者の@ri_ririyさんに、カレンダー誕生の背景や当時の娘さんの思いを聞きました。
きっかけは…おじいちゃんを元気づけたくて
娘さんがこの日めくりカレンダーを作ったのは小学6年生、12歳のとき。
「祖父が病気になり、元気がなかったので元気づけるために誕生日プレゼントに作ったものです」と、娘さんがカレンダーを作った当時の理由を教えてくれた投稿者さん。
その後、祖父が亡くなってしばらく経った頃、娘さんが「うちで飾りたい」と言ってカレンダーを持ち帰ってきたといいます。
「そのとき初めて中身を見たのですが『けっこう良いこと書いてあるね!』と夫と話し、その流れで私がThreadsに投稿しました」と、当時を振り返って話してくれました。
制作当時、娘さんは1人で作業していたそうで「娘が1人で作っていて私は特に見なかったので、内容はほとんど知りませんでした」と話します。


中でも特に評判が良かったのは8日目のメッセージ。
「オリンピック選手に負けるのはしょうがないけど、自分に負けるのは悔しいなぁ」
投稿を見た多くの人から「このカレンダーほしい」との声が寄せられました。
「天真爛漫」な娘さんの優しさ
カレンダーに込められた言葉からは、娘さんの思いやりと前向きな性格が感じられます。
そんな娘さんについて投稿者さんは「娘の性格は、一言で表すなら『天真爛漫』」と話してくれました。

「やりたいことがたくさんあって、常にそれに向けてストイックに努力している子です」とのことです。
成長した娘さん
現在は大学2年生、19歳に成長した娘さん。
そんな娘さんへの思いを投稿者さんに尋ねると「これからもやりたいことにたくさん挑戦し、どんなことも楽しみながら人生を歩んでほしいと思っています」と話してくれました。

祖父を思って作った一冊のカレンダーが、今こうして多くの人の心にも届いています。
これからも娘さんの前向きな言葉や行動が、周囲を優しく照らしていくことでしょう。