子どもが成長したら一緒にしたい夢を持つ親御さんも多いでしょう。@kurumi.travelさんが、12年越しに叶ったパパさんの夢をInstagramに投稿すると「素敵すぎる」「泣ける」「心が熱くなります」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
パパさんの夢について、ママさんに話を聞きました。
12年越しの父の夢がついに実現
パパさんは、息子さんが生まれた頃から「この子が中学1年生になったら、一緒にインドに行く!」と言い続けていました。パパさんは12年間、本気で考え続けていたそうです。

そして先日、偶然にもお盆時期に“特典航空券”の空席を見つけたママさん。これは“行くしかない”というサインだと感じ、普段からクレジットカードの支払いやポイ活でコツコツ貯めていた“マイル”(飛行機に乗れるポイント)を使って、おトクに発券することができました。
パパさんにとっては“12年越しの夢”が叶う瞬間で、その夢をずっと聞いてきたママさんは「この気持ちを残しておきたい!」と、今回の動画を作成したとのこと。

価値観が変わる原体験の地
パパさんに「インド、取れたよ」と伝えたとき「え!?本当に!?本当に叶うの!?すごっ…!」と、とても驚き感動していました。
過去に訪れたインドは、ただの旅行先ではなく、価値観が変わる原体験の地だったそうです。現地の人々の強さと底抜けの明るさに触れたことで、自分の悩みが小さく思えたといいます。
「そんな原体験を、できるだけ早く息子には体験させたい」という一心でずっと夢を語り続けていたパパさんの思いが、ついに現実になった瞬間でした。

一方で、息子さんは戸惑いつつも楽しみにしており「お腹を壊さないか心配」とのこと。
パパさんがとても喜んでいたのを間近で見ていたことと、今回ママさんが作成した動画を見たことから、インドが楽しみというより、パパさんの夢が叶うことが嬉しいようでした。

“バックパッカースタイル”でインド旅
インドの旅は、基本的にはノープランだといいます。完全なバックパッカースタイルで、現地ですべて決める予定です。
パパさんは「思い通りにいかないのがインド。それをどう楽しむかが旅の醍醐味だ!」とよく話しており、息子さんにも“うまくいかない”を楽しむ旅を体験させたいそうです。
ママさんは「列車や屋台、現地の人とのふれあいなど、体験重視の旅になると思います!」と語っています。
投稿には多くの反響が寄せられ「想像以上の反応に驚きましたし、とても嬉しかったです。『素敵すぎる』『夢を持ち続けているのがカッコいい』『子どもと旅したくなった』といった温かいメッセージばかりで、心があたたかくなりました」と感謝しているママさん。
「夫の“ひとりの夢”が家族の思いになり、多くの人に届いたことが本当にありがたくて。この旅が、誰かの“行ってみたい”のきっかけになれば嬉しいです」
また、旅立つふたりへ「予定通りにいかないことも、トラブルも、全部思い出になるから大丈夫!たくさん笑って、予想を超える体験をしてきてね。おみやげ話、楽しみにしてるよ!」とメッセージを送りました。
旅の中で交わす言葉や表情が、きっと息子さんの記憶に刻まれていくことでしょう。

