育休最後の日。母「忘れないよ」子どもと一緒に撮った写真に…「心があたたかくなりました」「涙が出てきました」

育休最後の日。母「忘れないよ」子どもと一緒に撮った写真に…「心があたたかくなりました」「涙が出てきました」
育休最後の日①(@uta_utai_123さんより提供)

子どもと過ごす毎日は、あっという間に過ぎていくもの。何気ない時間ほど、あとになってその大切さに気づくのかもしれません。育休最後の日に撮影された、ママと子どものかけがえのない時間。写真家の@uta_utai_123さんがその一瞬を収めた写真をThreadsに投稿すると「心があたたかくなりました」「涙が出ました」といったコメントが寄せられ、大きな反響を呼んでいます。

写真を撮影した@uta_utai_123さんに、このときの様子について話を聞きました。

今しかない愛おしい瞬間を…

今回の依頼を受けたとき「日常にはかけがえのない瞬間がたくさん溢れていて、今しかない愛おしい瞬間をありのままに残せたらな」という気持ちだった@uta_utai_123さん。

育休最後の日②(@uta_utai_123さんより提供)

当日は、依頼をしたママさんから「育休の思い出に」という思いを聞き、偶然にも@uta_utai_123さん自身が撮影数日前に育休を明けたばかりだったことから、よりママさんの気持ちが胸にきて「よし、撮るぞ」と気合が入ったのだそうです。

育休最後の日③(@uta_utai_123さんより提供)

かけがえのない瞬間を…

撮影当日、ダイニングテーブルとは別に、小さな丸テーブルには、朝からおままごとをしていたのが伝わるようなおもちゃが置かれていて、微笑ましく感じたそうです。食べ物のおもちゃが無造作に置いてあり、本当にありのままの2人の日常に立ち会わせてもらったような感覚になった@uta_utai_123さん。おふたりを包むやさしい空気まで残せるよう意識し、愛おしい瞬間をその場の空間と自然光とのバランスをみながらシャッターを押しました。

撮影した写真を見たときの思いについて@uta_utai_123さんは「撮らせていただいているときも感じましたが、写真からは2人の関係性が表情や姿から愛として伝わってきて、胸がぎゅっと締めつけられるような、涙がこみ上げるような気持ちになりました。そして、そんなかけがえのない瞬間を撮らせていただけたこと、ただただ嬉しく思えました」と話しています。

育休最後の日④(@uta_utai_123さんより提供)

@uta_utai_123さんは、今後お仕事を通してやってみたいことについて「ご依頼いただくお客さまで、自分と子どもとの写真があまりないという声を多くいただきます。今は今しかなく、戻ることのできない時間だからこそ、ぜひとも『今』を残すお手伝いができたらなと思います。いろいろなカタチで日常写真の愛おしさがどんどん伝わるといいな」と教えてくれました。

撮影を依頼したママさんは…

また、撮影を依頼したママさんの思いなどについても話を聞きました。

ママさんは、4月から1歳半の息子さんの保育園入園と自身の仕事復帰が決まったときに、@uta_utai_123さんのSNSを目にしたそうです。そして、2人で毎日過ごした何気ない日常を写真に残したいと思い、撮影をお願いすることに。

育休最後の日⑤(@uta_utai_123さんより提供)

育休最後の日であった撮影の日、ママさんはできるだけ普段の姿を撮ってもらいたいと思い、家事をするなどいつも家で過ごしているように自然に過ごしたといいます。

写真を見たママさんは「2人での写真がすごく新鮮で、嬉しかったです。また、母親として過ごす姿や、小さな息子がついて回る様子が写っているのを見て、改めてかけがえのない時間を過ごしていることに気づくことができて涙が出ました」と話していました。

ママさんにとって今回の写真はとても大切なものになり、@uta_utai_123さんの投稿に寄せられた多くの温かいコメントを見て、また思わず涙がこぼれたそうです。

子どもと2人でゆったりと過ごす時間は、今だけのかけがえのないひとときだったでしょう。そんな日々を写真に残したことで、この先も大切な思い出として心に刻まれていくはずです。

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