遠く離れた街に暮らす、おじいちゃん、おばあちゃん。久しぶりに孫やひ孫と会える日を心待ちにしているのではないでしょうか。@yrkytsm44444さんが、ひ孫との別れを惜しんで涙ぐむおじいちゃんの様子をTikTokに投稿すると「おじいちゃん可愛い」「またすぐに会いに行ってあげてね」「もらい泣きです」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子やおじいちゃんとの関係について、投稿者の@yrkytsm44444さんに聞きました。
涙もろいおじいちゃん
3人兄弟の長女である投稿者さん。離れた土地に嫁いだ妹さんが里帰り出産のため帰省していた頃、生まれてきた姪っ子さんが可愛く、ずっと撮影していたそうです。

投稿者さんのおじいちゃんとおばあちゃんも、ひ孫の誕生に大喜び。公園へ散歩に出かけたり、抱っこしてくれたりと、たくさん可愛がってくれました。

そんな楽しい日々が数ヶ月続いたものの、とうとう妹さんがひ孫さんを連れて自宅に帰る日がやってきます。
ひ孫との別れが寂しく、泣いてしまったおじいちゃんの姿に「おじいちゃんが涙を流す姿を見ると、なんだか胸が締め付けられます」と、投稿者さんは胸の内を明かしてくれました。
おじいちゃんとの思い出は?
投稿者さんはおじいちゃんにとって、待望の初孫。幼い頃からたくさんの愛情を注がれて育ちました。

両親が離婚し、保育園を転園したときも、新しい友達になかなか慣れなかった投稿者さんと遊んでくれたおじいちゃん。バイクの後ろに乗ってお出かけしたり、お弁当を持って花見や潮干狩り、海水浴に出かけたりと、思い出話は尽きません。
初めて免許を取って家に遊びに行ったとき、涙を流して歓迎してくれました。帰るときは、姿が見えなくなるまで泣きながら手を振ってくれたことも、忘れられない思い出です。

投稿者さんは、1人目のお子さんを帝王切開で出産後、創部感染で手術を受け、退院が遅れて落ち込んでいました。
そんなとき、おばあちゃんが電話で「私が頑張っているから、俺も頑張る」と、おじいちゃんが泣きながら話していたと伝えてくれました。その言葉に励まされ、あと少し頑張ろうと思えたそうです。
いつも心に寄り添ってくれる優しいおじいちゃんの気遣いを思い、投稿者さんも泣いてしまったそうです。
投稿から4年後の今
現在、4歳になったひ孫さんは、いっぱいしゃべれるようになったそう。遠くに住んでいますが、時折遊びに来て、おじいちゃんの足を揉んでくれる優しい子に育ちました。

現在のおじいちゃんは、大病を患い、自宅療養中です。ほとんど寝ている状態になってしまったものの「春になったら絶対に桜を見に行く」と、希望を持っています。
自身も母親になった今、おじいちゃんに子どもを抱っこしてもらえたことを幸せに感じています。これからは、おじいちゃんにもらったたくさんの愛情を周りの人に伝えていきたいと思っているそうです。
素敵なご家族のエピソードでしたね。おじいちゃんも、また会える日を待ち望んでいるでしょう。