人にとって動物の存在が支えになることもあります。無邪気な動物の姿から癒しや元気をもっている人もいるでしょう。

トイプードルのくぅちゃんと暮らす@qooko714さんが、脳梗塞で倒れたお母さんとくぅちゃんの再会の様子をInstagramに投稿しました。

久しぶりに再会したというふたりはどんな様子だったのでしょうか。このときの様子について、qooko714さんに話を聞きました。

1年ぶりの再会

お母さんとくぅちゃんは、1年ぶりの再会。お母さんが倒れる前は、qooko714さんがくぅちゃんと一緒に実家へ行ったり、ご両親がqooko714さんの家へ行ったりしてくぅちゃんと触れ合っていたようです。

警戒心の強いくぅちゃんは、家族以外に大きなリアクションはしません。しかし、お母さんのことは大好きで、お母さんを見つけると大はしゃぎで膝に乗って顔をなめるなど、毎回手厚い歓迎ぶりだったそうです。

ある日、お母さんは「我が家にもくぅがいるんだよ」と動く子犬のぬいぐるみを買っていたことがありました。
普段はそのぬいぐるみをくぅちゃんの代わりに可愛がっていたというお母さん。ぬいぐるみに一生懸命話しかけ、おかしな動きをするぬいぐるみと、それに驚くくぅちゃんの様子を見てお母さんは吹き出していたこともあったのだとか。

そんな大好きなお母さんに再会したくぅちゃんは、お母さんのことをしっかり覚えており、飛び込んでいったのでした。

覚えていてくれたようです(@qooko714さんより提供)

再会したくぅちゃんはとても嬉しそうな様子。そんなくぅちゃんを見たお母さんは、覚えていてくれたことへの驚きと嬉しさで胸がいっぱいになったようです。お母さんは、くぅちゃんを抱きしめながら、号泣していたのでした。

嬉しそうなくぅちゃん(@qooko714さんより提供)

お母さんにとって、くぅちゃんは可愛い孫みたいな存在のようです。
お母さんには孫が4人いますが、すでにみんな成人しているので、小さくて無邪気なくぅちゃんはお母さんにとってただただ可愛い癒しの存在。入院中も「くぅは元気?」「くぅはどうしてる?」と聞いてきていたそうです。そして、そのたびにくぅちゃんの写真や動画を見ては、嬉しそうに目を細めていたのだとか。

このときのくぅちゃんとお母さんの様子を見たqooko714さんは「想像していた以上の反応に感動したのはもちろんですが、当たり前の日常が急に当たり前ではなくなってしまった母にとって、くぅに会うことさえも特別な日常になってしまっていたんだなと、何とも切ない気持ちにもなりました」と話しました。

この再会の後、脳梗塞で重度の後遺症が残ってしまったお母さんは、自宅へ戻ることは難しくなり、夫婦で住める介護付きの高齢者ホームへ引っ越すことに。
残念ながらホームはペット禁止なため、くぅちゃんは連れて行けずにお母さんとは会えていないようです。
その代わり、qooko714さんはくぅちゃんの日々の動画や写真を見せています。お母さんもそれを見て顔がパーッと明るくなり、嬉しそうに笑ってくれているのだそうです。

トリミング後のくぅちゃん(@qooko714さんより提供)

今後のお母さんとくぅちゃんについて、qooko714さんは「くぅはそこにいるだけで母を笑顔にできる貴重な存在です。重度の後遺症が残り、自力では生活がままならない母ですが、弱音も吐かず明るく前向きに暮らしています。ただ本当は色々なことを我慢して諦めていることも事実です。そんな母を心から笑顔にするために、私にできることを日々考えながら暮らしているのですが、くぅはその中でも100%母を笑顔にできる存在なので、会いに行けないときはLINEで今日のくぅの様子を送って楽しんでもらっています。くぅの存在を身近に感じることで、少しでも母にとって幸せな時間を作ってあげられると嬉しいなと思います」と話しました。

お母さんにとって、くぅちゃんは元気の源なのですね。いつかまた、お母さんとくぅちゃんが会える日がくるといいです。

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