書類の作成やデータ入力、電話対応など事務の仕事は数多くあります。丁寧に仕事をしていも、ときにはミスをすることもありますよね。

はまのことり(@hamanokotori)さんが”事務ミス選手権”のハッシュタグをつけてX上に自分のミスを投稿したところ、10万いいね(2024年3月1日現在)とともに「笑ってしまった」「漫才の流れ」などのコメントが寄せられ話題になっています。

仕事中に電話を受けたはまのことりさん。担当者が不在の旨を伝えると、相手の方から担当者の名前の漢字を聞かれます。「ウミカワ」さんの漢字を「オーシャンの海に、マウンテンの山です」と伝えてしまったはまのことりさん。

しかし、これでは「ウミカワ」ではなく「ウミヤマ」になってしまいます。相手の方もすぐに気づいたようで「…か、川はどこ行きましたか!?」と大爆笑だったようです。

事務ミス選手権(@hamanokotoriさんより提供)

笑いに変えることで救われた

このときの様子について、はまのことりさんに話を聞きました。

ー”事務ミス選手権”に今回の内容を投稿しようと思ったきっかけについて教えてください。
たまたま相互フォローしている方がリポストした事務ミス選手権のハッシュタグを見て「そういえば昔こんなミスしたな」とふと思い出して何気なく投稿しました。

ー当時のことを振り返ってみて、この出来事をどのように思われますか?
自分が発達障害ということもあり会話が苦手です。特に電話の対応は、話しながらメモをとることが難しくて「頼むから電話よ、鳴らないでくれ…」といつも思っていました。

ーはまのことりさんはどうして”ウミカワ”さんのお名前を”海に山”だと思ってしまったのでしょうか?
海川という漢字がシンプルすぎて逆に説明が難しく、どうやって説明したらよいか考えて英語なら確実に伝わるだろう、と思い「海はオーシャン」と訳しているうちに「海といえば山」と脳内で変換されてマウンテンになってしまいました。

ー相手の方に「川はどこ行きましたか」とご指摘されて、自身が間違えていたことにすぐに気づきましたか?
数秒考えて「確かに川がない!」と思いました。どうしてこんなおかしな間違いをするのか、めちゃめちゃ恥ずかしくて当時は泣きそうでした。

ー「電話口で大爆笑されました」とありますが、その後、相手の方はどのような様子でしたか?
特にそのあとに接点があったわけではないですが、このようなあり得ないミスも咄嗟に笑いに変えてくださり、本当に救われた気持ちでした。

ー今回の投稿をきっかけに意識されたことはありますか?
自分のミスでここまでたくさんの方が笑ってくださるとは思いもしなかったので、嬉しかったです。
温かいツッコミを入れてくださった当時のお客様にも、できることなら感謝の気持ちを伝えたいです。

ミスをすると落ち込んでしまいますよね。しかし、そんなときに励ましてくれたり笑いに変えたりしてもらえると、ふっと心が軽くなりますね。

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