思いがけない生き物との出会いが、心に残ることもあるでしょう。
@harapeko3536さんが、瀕死のセミを救出したときの様子をInstagramに投稿し、話題になっています。
いったいどんなことがあったのでしょうか?
玄関先にいた瀕死のセミ
ある日、@harapeko3536さんが庭で水をまこうと玄関を開けたところ、ひっくり返っているセミを見つけました。普段から庭にいる野生のアマガエルを観察しているため、撮影用のスマートフォンを持っており、すぐにその様子を撮影できたそうです。

その後、庭で暮らす生き物たちに愛着があるという@harapeko3536さんは「野生の生き物が無機質な人工物の上で最期を迎えるのはかわいそう」と考え、セミを庭の木まで運ぶことに。
庭の木は、セミたちが生まれ、巣立ち、やがて産卵する場所でもあるため、@harapeko3536さんにとっては「セミの家」とも呼べる場所だったといいます。
玄関で見つけたときのセミは、生きているのかどうかも分からない状態でした。しかし、手のひらに乗せると四肢がわずかに動き、かすかに息をしていることが分かったそうです。

セミは、庭の木に乗せようとすると、突然羽ばたいて飛び立っていきました。そんなセミの姿に驚くと同時に、最後まで懸命に生きようとする姿に感動したという@harapeko3536さん。思わず「がんばれよ」と声をかけました。

その日の夜に…
その日の夜、いつものように庭のアマガエルを観察しようとスマートフォンのライトを照らしながら木々を眺めていると、低木の大きな葉に見覚えのある姿を見つけました。

なんと、それは昼間に救出したセミだったのです。背の高い木の上まで飛ぶ力は残っていなかったのかと思うと切なさを感じる一方で、それでも自力で地面より高い場所まで移動したことを知り、見え方が変わったといいます。

「命には必ず終わりがあるけれども、このセミは最後の瞬間まで輝いているじゃないか」と感じたのだとか。
多くの人に届いたセミの姿
投稿には「心臓止まるかとおもた」「全力で鳥肌」「はかないですね」といった声が寄せられました。セミが苦手な人からの反応も多いのではないかと心配していたものの、実際には共感の声が圧倒的に多く寄せられたそうです。
@harapeko3536さんはこれまで、亡くなった生き物や、病気やケガで弱っている生き物の動画をSNSに投稿することは、なるべく控えてきたといいます。しかし、以前大きな怪我から回復したアマガエルの様子を発信した経験から、今回のセミの動画も投稿できたとのこと。
思いがけず庭で再会した一匹のセミが見せた懸命な姿は、多くの人の心にも残る出来事となったようです。
提供元:@harapeko3536さん(Instagram)

