アパレル業界で働く女性。夫と出会い3ヶ月で結婚 →6年後、現在のまさかの姿に「めちゃパワフル」「いいなー!!」「最高だよ」

アパレル業界で働く女性。夫と出会い3ヶ月で結婚 →6年後、現在のまさかの姿に「めちゃパワフル」「いいなー!!」「最高だよ」
アパレル業界で勤務(@terabata_farmさんより提供)

人生は、どこに転機が訪れるか分からないものです。これまで歩んできた道とはまったく異なる方向へ進むこともあるでしょう。

@terabata_farmさんが、アパレルから農家で働くことになった経緯についてInstagramに投稿すると「めちゃパワフル」「いいなー!!」「最高だよ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

自身のこれまでについて、@terabata_farmさんに話を聞きました。

アパレルから農家へ

@terabata_farmさんは26歳のときに、1684年から続く長野県の農家に嫁ぐことになりました。元々はアパレル業界などで働いていましたが、現在の旦那さんと出会い、3ヶ月で結婚。

農家に嫁ぐことに(@terabata_farmさんより提供)
出会って3ヶ月で結婚(@terabata_farmさんより提供)

最初は「農家は汚れるし、虫も苦手だから絶対嫌だ」と思っていた@terabata_farmさん。
また「家を継ぐのは長男だけど、無理かな」とも考えていたそうです。

そこで、お義母さんに「大阪で4、5年スキルを磨きたい」と伝えて大阪へ行きましたが、当時は「このまま大阪でやっていこう」と思っていました。
「スキルを磨きたい」というのも言い訳のような形だったといいます。

大阪では完全歩合制の営業に(@terabata_farmさんより提供)

子育てと仕事を両立する挑戦

旦那さんは現場監督、@terabata_farmさんは出産後に完全歩合制の営業として働きながら育児をしていました。給料は売上に応じて支払われる仕組みで、スランプの時期もあったとのこと。

子どもが風邪をひくと両親に預けてアポイントに向かうこともあり「おかげで多くを学べました。両親の支えがあったからこそ成し得たことです」と話しています。

長野への移住(@terabata_farmさんより提供)

営業マンとして働く中で、@terabata_farmさんは「100万の商品1個を売るのと、500円の野菜2,000個を売るのでは、どちらがおもしろいだろう」と考えるようになり、家族で長野への移住を決意。

移住後は大阪時代より稼ぎは少なかったものの、稼ぎでは得られない体験が豊富にありました。
「もう農業と長野からは離れられません(笑)」と話すほど、長野には都会を超える魅力があるようです。

「移住前は乗り気ではなかったけれど、移住後は毎日が最高の体験です。体力は倍増し、腹筋も割れ、畑のアスリートのようになりました」とも語っています。

子どもを養える農家を目指して(@terabata_farmさんより提供)

農業と子育て、未来を見据えて

@terabata_farmさんには2歳、4歳、6歳の娘さんがおり、自然保育の幼稚園に通っています。虫が苦手な@terabata_farmさんの代わりに虫を処理したり、都会では考えられない体験をしているのだとか。

子どもたちについて、@terabata_farmさんは「自然の摂理を学び、人間としての基礎をしっかり築いてほしいです。ご飯は炊飯器でできるだけでなく、田植えや稲刈りを経て食卓に届くことを理解してほしいです」と願っていました。

「今後は農業に携わってほしいと思っています。娘たちが自立できるよう、十分な収入を得られる大きな農園にしたいのが私の夢です」と話しています。

また、今後は畑を増やし、耕作面積を増やして収入をあげ、法人化を考えているとのこと。
「子どもたちの将来のために。それだけが私の原動力です」と教えてくれました。

現在は農業と一生懸命に向き合っている@terabata_farmさん。これからの活躍も楽しみですね。

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