我が子のように育てられた愛犬の動画。
ママさん(@himari_yukichi)が、愛犬と一緒に実家へ帰省したシーンをYouTubeに投稿すると「カワイイですね」「愛されて幸せそうだ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
投稿した飼い主さん夫妻に、当時の様子について伺いました。
実家へ帰省した背景
動画に映るのは、柴犬のひまりちゃん。
ひまりちゃんと帰省した理由は、実家の愛犬・マロンちゃんの介護のためでした。

当時19歳のマロンちゃんは、ママさんが小学生のときにお迎えした大切な家族。
就職を機に実家を出たあとは、ママさんのお母さんがお世話をしてくれていました。
それでも「時間の許す限り会いに行き、お世話をしてあげたい」という気持ちから、ひまりちゃんと数ヶ月に一度帰省していたそうです。
マロンちゃんを慕うひまりちゃん
実家でのひまりちゃんは、いつもマロンちゃんの近くにいたといいます。
お母さんとママさんがマロンちゃんのお世話をしている間も、その様子をじっと見守っていたとのこと。
マロンちゃんが鳴くと、誰よりも早く駆け寄って様子を確認してくれたそうです。

夜はお母さんの布団で眠ることが多く、枕元にはマロンちゃん、足元にはひまりちゃんがいてお母さんは嬉しそうな様子。
ママさんも「長生きしてくれているマロンちゃんをお世話する喜び」と「マロンちゃんを慕って見守るひまりちゃん」を見ながら、幸せを感じていました。

マロンちゃんとひまりちゃんの関係は「16歳差の師匠と弟子のような関係」と話すママさん。
他の犬との関わりが苦手なマロンちゃんでしたが、心から慕うひまりちゃんの姿に心を開いていったようです。
受け継がれる想い
ママさんは「学校生活や学業で悩んでいると、マロンからパワーをもらって乗り越えてきた」と話します。
学生時代の頃、外出時に「行ってきます」と言うと、玄関を閉め終える前にマロンちゃんはすぐ2階へ上がり、ママさんの布団でお昼寝。
学校から帰ると、布団の上でぐっすり眠っている…そんな姿が「我が家の癒し兼お笑い担当だった」と振り返ります。

現在、マロンちゃんは虹の橋を渡りましたが「マロンと過ごすひまりは表情豊かで生き生きとしていて、普段ひとりっ子として過ごした日々よりも濃い思い出がたくさんあります」と語るママさん。
そんな姿を見てきたことで、現在は弟犬・ゆきちくんをお迎えし、姉弟として新しい日々を歩んでいます。
今後は「姉としてどう振る舞い成長していくのか」とひまりちゃんの姿が楽しみな様子。
「ドッグランでの並走や、姉弟でのおでかけもしてみたい」と、これからの思い出づくりも計画していました。
マロンちゃんとの優しくて温かい思い出は、ひまりちゃんの中に深く刻まれているでしょう。
今後はゆきちくんと過ごす新たな日常が楽しみですね!

