お兄ちゃんやお姉ちゃんにとって、生まれてくる赤ちゃんの性別は気になるものかもしれません。
「弟がいいな」「妹がほしい」子どもによって願いはさまざまでしょう。
@tsun941さんが、8歳の娘さんに赤ちゃんの性別発表をしたときの様子をTikTokに投稿すると「見事にもらい泣き」「胸が熱くなった」「すでに素敵なお姉ちゃん」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
このときの様子について、ママさんに話を聞きました。
おにぎりを使ったジェンダーリビール

娘さんが8歳のとき、2人目を妊娠していたママさんはジェンダーリビールを行うことにします。おにぎりの具材は、娘さんの好きなミートボールとイクラを選びました。
おにぎりの性別発表は、娘さんがYouTubeを見て「同じようにやってほしい」とリクエストされたもの。当初は予定していなかったそうですが、娘さんの強い希望で行うことに。
ママさんは不妊治療中に自宅で妊娠検査薬を試し、陽性を確認するとすぐに娘さんへ報告しました。すると、娘さんは「ほんと?やったー!」と跳びはねて喜んでくれたのだとか。
“イクラ”で伝わった、待ちに待った妹の誕生
赤ちゃんの誕生を心待ちにしていた娘さん。目をつむっておにぎりを食べ進めますが、なかなか具材までたどり着きません。

何度か食べたあとに、チラッとおにぎりを見てみると、中身がイクラということに気づきました。娘さんは驚き、嬉しそうに「女の子…」とつぶやきます。
「感想は?」とママさんに尋ねられると「嬉しい」と娘さん。そして、嬉しくて涙をこぼしたのでした。

まさか泣くとは思わず、ママさんも驚き、思わずもらい泣きしてしまったといいます。

“陰ながら応援してくれていた”娘さんの思いやり
娘さんは赤ちゃんが生まれたあとも、戸惑いながら一生懸命お世話をしてくれているそうです。
ママさんが洗い物や洗濯をしていてすぐに赤ちゃんのところへ行けないときは、何も言わずに赤ちゃんのそばに行って音楽をかけて歌ってあげたり、変顔をして興味をひこうとしたりしてくれています。
また、赤ちゃんの細かな成長にも気づき「あと少しで首が座るね」「よだれが増えてきたね」など、とても頼もしいようです。

娘さんは、不妊治療の通院に何度か付き添ってくれたこともあり、出産前には「ママ、病院頑張ってくれてありがとう」と声をかけてくれたのだとか。その言葉に、ママさんは思わず涙がこぼれたといいます。
また、部屋の掃除中に「ママが注射を頑張りました」と書かれた紙を見つけたことも。陰ながら応援してくれていたと知り、胸が熱くなりました。

娘さんは「男の子でも女の子でも元気ならどっちでもいい」と話していましたが、友人に姉妹のいる子が多く、妹に憧れていたのだとか。そのため、赤ちゃんが女の子とわかってさらに喜んだそうです。
娘さんの素直な気持ちが伝わる、心温まるジェンダーリビールでした。これからも、大好きな赤ちゃんと一緒に娘さんもすくすく成長していくのでしょう。

