遠くに住んでいても、おじいちゃんやおばあちゃんの孫を思う気持ちは変わりません。距離があっても、家族への愛情はいつも変わらず感じられるものでしょう。
@saki_andrewさんが、6年ぶりのおばあちゃんとの再会の様子をInstagramに投稿すると「滝かと思うくらい涙が」「泣いた」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
このときの様子について、ママさんに話を聞きました。
6年ぶりの再会

6年ぶりにおばあちゃんと再会した7歳の長男さん。
5歳の長女さんと3歳の次女さん、1歳6ヶ月の次男さんはおばあちゃんと初対面でした。動画には、空港でおばあちゃんを出迎える様子が収められています。
本来は4年前に日本へ帰国する予定でしたが、コロナ禍の影響で叶わず。その後も航空券の高騰などが続き、気づけば6年もの月日が経っていたといいます。

そこで、おばあちゃんが初めてカナダを訪れることに。おじいちゃんは仕事の都合で来られませんでしたが、2週間ほどの休みを取って家族と貴重な時間を過ごすことができました。

“やっと会えた”家族の想いが届いた瞬間
ママさんは、子どもたちが自分の両親と会う機会をつくりたいと、何年も願っていたといいます。おばあちゃんがチケットを取る前からこの日を心待ちにしており、子どもたちがおばあちゃんに抱きつく瞬間を見て「やっとや…」と胸がいっぱいになりました。
長男さんは1歳半のときに帰国していましたが、当時の記憶は残っていなかったとのこと。ほかの3人のきょうだいも初対面で、それまではビデオ通話やクリスマスプレゼントのやりとりなどを通して交流していたそうです。

直接会ったことがなく不安もあったママさんでしたが、子どもたちがとても嬉しそうに抱きつく姿を見て安心したとのこと。パパさんと一緒にその光景を見ながら、会えない時間があっても「孫と祖母」の絆を改めて実感したそうです。
一方、おばあちゃんは「空港で走り寄ってきてくれたときは本当に愛おしく思えました。これまで小さな画面越しでしか会っていなかったのに、全力で嬉しさを表してくれて半泣きでした」と話していました。
また「一緒に遊んだり髪の毛結んだり、そのたびに近くにいたらもっとたくさんしてあげられるのに」と、10日間は、6年半を埋め合わせするには本当にあっという間で寂しさも感じたようです。
ママさんには「優しくてほんとにかわいい子たちに育ってくれて嬉しかった」とメッセージが届いたとのこと。

10日間の滞在で絆を深めた家族
10日間の滞在中は、おばあちゃんの夢だったナイアガラの滝に行ったり、パパさんの実家で家族や友人と庭で1日過ごしたりしました。また、子どもたちの習い事のサッカーや買い物、健診など、忙しい中でも、普段の生活を紹介するように過ごしたそうです。
今後について、ママさんは「今回のように距離が遠く会えない期間が長くても、心の距離は近く、何かあったときに気兼ねなく相談したり助け合ったりできる仲の良い関係でいてほしいです」と話しています。
遠く離れていても、おばあちゃんの子どもたちを思う気持ちや、子どもたちがおばあちゃんを大好きな気持ちは変わらないのでしょう。次はおじいちゃんに会える機会も楽しみですね。

