ふわふわの小さな子犬が膝の上に並んで座る姿は、誰もが心を奪われる愛らしさですよね。
飼い主さん（＠Pome_tororo）が、双子の子犬を見比べた写真をXに投稿すると「かっっっわええ」「ふたりまとめてだっこしたい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
今回は、双子の子犬と暮らす飼い主さんにお話を伺いました。
生まれた瞬間から違いがあった双子
写真の主役は、ポメラニアンの「つららちゃん」と「すももちゃん」。
飼い主さんの膝にちょこんと座り、一緒にカメラを見る愛らしい瞳が印象的です。
双子といっても、2匹は生まれた瞬間から大きさがまったく違ったと話す飼い主さん。
つららちゃんは88g、すももちゃんは190gと、ほぼ倍の体重差があったそうです。
性格にも表れる“個性”の違い
見た目だけでなく、性格にもはっきりとした違いがあると話す飼い主さん。
つららちゃんは警戒心が強く慎重派。
しかし家の中では大人しく、甘え方も上手で、家族のそばに寄り添うのが好きです。
一方ですももちゃんは、食欲旺盛で元気いっぱい。
他の犬とも積極的にコミュニケーションをとろうと努力する姿が見られるそうです。
双子であってもそれぞれの個性が光る様子に、2匹が健やかに暮らしていることがうかがえます。
大変だった子育てと感じる喜び
双子の育児で最も印象に残っているのは、生まれてすぐの時期とのこと。
母犬のとろろちゃんはほとんどお乳が出ず、子犬たちは抗体をもらえないままのスタートでした。
下痢や嘔吐もあり、飼い主さんは2時間ごとに起きてミルクを与え、命をつなぐために必死の日々を送ったといいます。
そんな試練を乗り越えたからこそ、元気に成長して膝の上で寄り添う姿を見られる今が、とてもかけがえのない時間になっているようです。
投稿に寄せられたたくさんの「いいね」や温かいコメントは、飼い主さんにとっても大きな励み。
「これからも、母犬のとろろと共に優しく見守ってくれたらありがたいです」と語ってくれました。