動物と暮らすには、さまざまな準備が欠かせません。生活環境を整えるだけでなく、一緒に過ごすための心構えも必要となるでしょう。
@monaka.61さんが、初めて大型犬をお迎えしたときの様子についてInstagramに投稿すると「泣いちゃった」「成長が凄すぎる」「愛おしい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
ゴールデンレトリバーのもなかちゃんを迎えてからの1年について、ママさんに話を聞きました。
もなかちゃんを迎えてから

もなかちゃんをお迎えしたのは、長男さんが7歳、次男さんが6歳の頃。
自閉症の長男さんは、言葉を話すようになったのが遅く、何か「やりたい」「欲しい」という要求がなかったといいます。そのため、ママさんたちはほんの少しでも何かやりたいことがあれば、全力で叶えてきました。
もなかちゃんをお迎えしたきっかけも、映画を観た長男さんが「うちにもペットが来てほしい」と言ったことでした。その言葉を聞き、子どもの頃から犬を飼うことが夢だったママさんは、すぐに探し始めることに。
しかし、犬を飼ったことがなかったため、もなかちゃんを迎える前には物だけでなく、心の準備の方にも重きを置いて進めていきました。「ペットではあるけど、家族として迎え入れなくてならない」という説明をしたり、動物は好きなものの触れ合うことが苦手な次男さんの様子をみるために、多くの犬と会える牧場へ行き、犬と触れ合う練習をしたりしました。
そして、その牧場から、もなかちゃんをお迎えすることになったのです。

しかし、最初の1ヶ月くらいは、もなかちゃんの甘噛みを息子さんたちは怖がっていたそうです。
そのような状況をSNSで発信したところ、いろいろなアドバイスをもらって甘噛み対策を行い、甘噛みが落ち着いてきた生後4ヶ月から5ヶ月頃には、一緒におもちゃで遊ぶまでの仲に。

そんな中、もなかちゃんを連れて家族で旅行することに。もなかちゃんとの初めての旅行では、ママさんたちも息子さんたちも戸惑うことが多く、ママさんたちは終始怒ってばかりの思い出になってしまったのだとか。
しかし、それまでワガママばかり言っていた息子さんたちは、旅行が終わると「もなかと一緒で楽しかった」と言っていました。もなかちゃんと息子さんたちとの旅行は、いろいろな意味で忘れられない思い出になったようです。

ほかにも、虫が苦手でアウトドアとは無縁だった息子さんたちは、もなかちゃんと一緒に出掛けることで変わったといいます。夏は暑く、冬は寒いテラス席でのご飯にも慣れ、初めてのことや場所に臆病だった昔を忘れたかのように、いろいろな場所に行けるようになりました。
「子どもたちの成長を支えてくれて、かわいさで心まで癒してくれるもなかと、これからもずっと『どんな時だって一緒にいたい!』というのが我が家のテーマです」とママさんは話していました。
もなかちゃんと過ごし、息子さんたちも大きく成長したようです。これからももなかちゃんと一緒に過ごすことで、たくさんの経験をし、多くのことを学んでいくのでしょう。

