殺風景な玄関先の庭…30代夫婦が週末DIYした結果→出来上がった空間に「DIYでこのレベルはすごい」「魅力的!」

殺風景な玄関先の庭…30代夫婦が週末DIYした結果→出来上がった空間に「DIYでこのレベルはすごい」「魅力的!」
殺風景な庭先が…(@machikane_baseさんより提供)

庭をおしゃれにしたいけれど、予算が限られていたり、本格的なDIYは難しいと感じたりする人も多いのでは?
今回紹介するのは、殺風景な庭の週末DIYに挑戦し、約50万円で理想の小屋づくりを実現した@machikane_baseさん。

その1年間の過程をYouTubeに投稿すると「DIYでこのレベルはすごい」「魅力的!」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

@machikane_baseさんに、小屋づくりに込めた思いを聞きました。

夫婦の共通の趣味・DIYを楽しむために

幼い頃から木で小物を作るのが好きだったという投稿者さん。
本格的なDIYに目覚めたのは、実家がリフォームをしたときに、大工さんの仕事ぶりに魅了されたのがきっかけと話します。

「自分でも何か作ってみたい」と思うようになり、趣味のDIYにつながりました。
奥さんのお父さんもDIYが趣味で、幼い頃から本格的なDIYに触れていたこともあり、夫婦共通の趣味になっていったのだとか。

今回の小屋づくりのきっかけは、DIYの工具が増えすぎたため収納場所が必要になったことです。
また「自分たちの好きな空間をゼロから作ってみたい」という思いもあり、挑戦することを決意しました。

1年かけて週末DIY

小屋づくりのこだわりは、カフェや雑貨屋さんをイメージして、シンプルかつおしゃれな外観に仕上げること。
SNSや海外の小屋の写真を参考に「自分たちだったらどうアレンジするか」を考えながら、理想のデザインを描きました。

採用した素材は、ガルバリウム(亜鉛・アルミ・シリコンの合金)と木材の組み合わせです。
ドア横のフィックス窓(はめごろし窓)もデザイン性を考えつつ、明かり取りの役目も果たすよう、こだわりました。

小屋づくりに選んだ場所は、もともとは雑草や砂利が目立つ、殺風景な玄関先の空きスペース。
2人で整地や土間打ちからのスタートです。

荒れた空間を整地(@machikane_baseさんより提供)
コンクリートで土間打ち(@machikane_baseさんより提供)

基礎ブロックを積んで土台を整えた後、柱や梁を組み上げます。
本格的な道具を使いこなし、その様子はまるで職人のようです。

2人の絶妙なコンビネーションで、小屋の基礎が出来上がりました。

壁はこだわりのガルバリウム仕上げ(@machikane_baseさんより提供)

作業の過程で、一番楽しかったのは、ガルバリウム加工の部分だったという投稿者さん。
細かい加工がうまく仕上がったときに、とてもやりがいを感じたのだそう。

逆に難しかったのは、ドア作りや、建物全体の構造や寸法を正確に合わせるところです。
失敗してやり直すこともありましたが、その分完成したときの達成感は大きかったといいます。

念願の小屋が完成し…

完成した小屋は、単なる物置に留まらず、庭の象徴的な存在に。
ガーデニングを楽しむなど、癒しの場としても活用しています。

おしゃれなカフェ風の仕上がりに(@machikane_baseさんより提供)

今回の経験を経て「自分たちでも本当に作れたんだ」という感動が一番大きかったという投稿者さん。
自分たちで作ったからこそ、傷や歪みも含めて愛着がわきます。

「これからは道具を収納するだけでなく、趣味の作業場として使ったりして楽しんでいきたいです」

小屋の周りもおしゃれに!(@machikane_baseさんより提供)

次回は、洗面スペースやサンルームなど、暮らしに直結するものも作ってみたいという投稿者さん。
「植物が好きなので小さな温室を作ってみるのも面白そうだと思っています」と夢もふくらみます。

約1年かけた週末DIYで、理想の小屋を完成させた投稿者さん。
ものづくりを楽しみながら、自分のアイデアを形にできるDIYは、もはや趣味の領域を超えた、素敵なライフワークですね。

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