薄目でだらんとぶら下がっている子犬。
確かに、あの干物に見えますね。
＠kiironoskylineさんが、子犬の写真をThreadsに投稿すると「美味しそ…違った」「犬ってこのフォルムになれるんですね…笑」「ジワジワきますww」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
＠kiironoskylineさんに話を聞きました。
脱力した子犬の姿に思わず笑顔
写真には、首から胸にかけてを前後で支えられて持ち上げられている子犬が写っています。
頭から腕がちょうど三角形になっているので、投稿写真に添えられた説明にあるとおり、まるで『イカの一夜干し』。
撮影当時、生後27日目だったこの子犬は、＠kiironoskylineさんのお宅で生まれたのだとか。
「子犬をこうして持つと、よくこんな感じの脱力した体勢になります」と＠kiironoskylineさん。
「暑さと親や兄弟から離された驚きが重なっていたのではないかと思います」とのことでした。
ビリから2番目の挫折と奮起
実は、＠kiironoskylineさんは秋田犬のブリーディング（計画的繁殖）やドッグショーへの挑戦を専門にしている方。
きっかけは、普通の家庭犬として飼っていた秋田犬を「ドッグショーに出してみないか？」と誘われたことでした。
「うちの子は美人さんだから1番になるにちがいない！」と意気込んで出場したところ、結果はビリから2番目だったといいます。
結果を見て「そんなわけがない！」と奮起した＠kiironoskylineさん。
秋田犬のスタンダード（理想的な姿形の基準）やショーのハンドリング（犬の魅せ方）を学び始め、自分でブリーディングした子で挑戦したいと思い、今も続けているそうです。
ブリーディングのやりがいと大変さ
「自分でブリーディングした犬がショーで高評価をもらうのは、実の子が高評価をもらうのと同じです」と話す＠kiironoskylineさんですが、その一方で大変なこともあるといいます。
「生き物相手なので休みが取れず、出産の際には徹夜も多くなります」と話してくれました。
最後に、今後について「秋田犬には、凛々しい中にも少し抜けた愛嬌もあって…。そのあたりを可愛らしく切り取って投稿し、多くの方に好きになってほしいと思っています」と語ってくれました。
小さな秋田犬の脱力ポーズが多くの人を笑顔にした今回の写真。
これからも、＠kiironoskylineさんの投稿を通じて、秋田犬の魅力がさらに広まっていくことでしょう。