実家の庭に住み着いた野良猫→1ヶ月後のまさかの姿に「凄い変身ぶり」「順応早い」「やはり中に…」

実家の庭に住み着いた野良猫→1ヶ月後のまさかの姿に「凄い変身ぶり」「順応早い」「やはり中に…」

保護猫を家に迎えたとき、「慣れてくれるかな…」と不安になりますよね。
そんな心配も無用なほど、すっかり家でくつろぐようになった猫ちゃんの様子を@nyaaa_____nchuさんがXに投稿すると「凄い変身ぶり」「順応早い」「やはり中に…」などのコメントが寄せられ話題になっています。
投稿者さんに話を聞きました。

この子の命を救いたい

投稿者さんが実家の庭で野良猫のゴン蔵くん(推定4歳)と出会ったのは、2021年秋頃。しばらくは数ヶ月に1度、見かけるくらいの関係でしたが、2023年春頃から顔を合わせることが増えたそう。その後は実家に帰省した際、見かけたらご飯をあげたりするように。半年ほどかけて、触れられるぐらいに距離を縮めていきました。

ゴン蔵くんを保護することになったのは、今から1年程前。ゴン蔵くんがダニが皮膚に寄生することによって発症する疥癬(かいせん)のような症状になり、放っておくと死に至る可能性があることから、病院に連れて行くことにしたそうです。

その後、疥癬の治療のため頻繁に実家に帰省し通院する大変さや、「これからまた怪我をしてしまうかもしれない」「こんなに仲良くなったのに、いつか会えなくなってしまうかも…」という不安から精神的に辛くなり、家に迎えることを決意したのだそう。現在は無事に完治し、元気に過ごしているそうですよ。

我が家にやってきた頃(@nyaaa_____nchuさんより提供)
はじめはケージの中で寝ていました(@nyaaa_____nchuさんより提供)

保護した当初は、ケージで寝かせていましたが、家に慣れてきた1ヶ月後には部屋に開放し、自由に過ごさせるように。気がつけば投稿者さんの足元で安心して眠るようになっていました。

いつの間にか枕を使って添い寝

ゴン蔵くんが布団で一緒に寝るようになったのは、肌寒くなってきた頃。ある晩、投稿者さんが目覚めると目の前に可愛い後頭部がありました。初めてゴン蔵くんが枕を使って寝ていたそう。その姿が面白可愛く、眠いながらも布団をかけ、記念に写真を撮りました。

布団の中が落ち着く…(@nyaaa_____nchuさんより提供)

それまでは、布団の上で寝ることが多かったゴン蔵くんでしたが、寒さが増してきた頃には、「布団の中に入りたい」と布団に顔を突っ込み、自ら潜り込むようになったとのこと。その冬はずっと布団の中で一緒に寝たそうです。

ゴン蔵くんが枕を使って寝る姿を見て「猫も枕があった方が寝やすいのかな」と思ったという投稿者さん。同時に「1ヶ月前まで外で過ごしていたのに室内に適応するのが早くて面白い子だな」と感じたそうです。

先住猫ともすっかり仲良しに(@nyaaa_____nchuさんより提供)
カメラ目線も決まっています(@nyaaa_____nchuさんより提供)

野良猫時代から、みんなに愛されていたゴン蔵くんが、家で安心して眠っている姿をXに投稿すると「可愛い後頭部」「幸せですね」「ゴンちゃんよかったね」など、多くのコメントが寄せられました。その言葉に励まされ、改めてゴン蔵くんを「保護して良かった」と思ったそうです。

外で暮らす犬猫をめぐり、関心の高まる保護活動。一匹でも多くの命を救うために、手を差し伸べる人が増えることを願っています。

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