2003年に撮影された父と息子の2ショット→10年ごとに撮った写真に「パパ若さ保ちすぎ」「男前」「素敵な親子」

2003年に撮影された父と息子の2ショット→10年ごとに撮った写真に「パパ若さ保ちすぎ」「男前」「素敵な親子」
【実際の写真5枚】 現在の様子

子どもの成長はあっという間とよく言われますが、写真を見比べると、その時々の様子や思い出が鮮やかによみがえることもありますよね。角田修一(@tsunoshu)さんが、10年おきに息子さんと写真を撮影した様子をInstagramに投稿すると「パパ若さ保ちすぎ」「男前」「素敵な親子」などのコメントが寄せられ話題になっています。

こちらの写真について、パパさんに話を聞きました。

10年おきに撮影した写真

10年おきに撮った写真(@tsunoshuさんより提供)

2003年に撮った写真は、日光に家族旅行をしたときのもので、パパさんが28歳、息子さんが2歳でした。

息子さんが小さいときには、よく肩車をしていたパパさん。身長差があったため、写真を撮るときは顔を近づけるために抱っこや肩車をして撮影していたのだといいます。

10年後の2013年、たまたま同じ場所に旅行したので、2003年に撮影したときと同じ場所を見つけて同じポーズで撮影しました。「我が家は夫婦で広告カメラマンなので、写真にギミックを入れたり比較したりするのが好きなんです」と教えてくれました。同じ場所で同じポーズの写真は、時間の流れをよく感じられますね。

時が経ち…

「次も10年後に来られたらいいな」と思っていたところ、2023年には息子さんが地方の大学の研究室に進むため自宅を離れることに。秋に日光を訪れて、肩車をした写真を撮ることはできなくなってしまいました。

がっかりしていたパパさんですが「旅立つ前日の夜に家族でスーパーに行った際、どうしても撮りたくてお願いしました」と2023年に撮影された写真を振り返ります。

その後、息子さんが家を出る日に、深夜バスターミナルまで見送りに行き、見送りが終わったあとに投稿したのだとか。

息子さんとの上下逆のペアルック(@tsunoshuさんより提供)

息子さんとの写真を振り返り、息子さんの成長を実感するとともに「自分たちも親として何とか子育てが終わったな」と感じたというパパさん。

21歳の息子さんを肩車して撮影したときは、すでに181cmのパパさんでも見上げるくらいに成長していた息子さん。担ぐのが大変に感じ「こんな歳でも親の風変わりなお願いを素直に聞いてくれるんだなぁ」と嬉しくなったといいます。

パパさんと息子さん(@tsunoshuさんより提供)

撮影の際は、スーパーの駐車場という場所だったこともあり、息子さんはかなり周囲を気にして「早く撮って!」としきりに言っていたそう。しかし、パパさんとママさんは写真の完成度を上げたいと思い「以前の写真と比べてポーズが違うからやり直し!」と時間がかかり、息子さんは恥ずかしがっていたと当時を振り返ります。

娘さんの成人式で撮った家族写真(@tsunoshuさんより提供)

息子さんを育てていくなかでの思い出について「息子は、美術系の家系に突如現れた理系の理屈君なのですが、高校で勉強できずにかなりヤバい状態だったので塾に通わせたら、全国共通テストでいきなり物理全国で1位を取ってきたことがあります。親が全く理数系が無知すぎてうまく高校の頃は導いてあげられなかった気がしていますが、塾で合う先生に出会えてよかったなぁと心底思いました」と教えてくれました。

娘さんの成人式で撮った家族写真②(@tsunoshuさんより提供)

そんな息子さんには「自分の得意な分野を研究して追求して、とにかくその分野のスペシャリストになれたら良いなぁ」とパパさん。

これから、息子さんは自身の目標に向かって突き進んでいくのでしょう。10年後にはどのような姿になっているか、楽しみですね。

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