親戚のおばあさんから譲り受けた60年前の嫁入り道具 リメイクされた姿に「素敵に生まれ変わった」 「色のチョイスが素晴らしい」

親戚のおばあさんから譲り受けた60年前の嫁入り道具 リメイクされた姿に「素敵に生まれ変わった」 「色のチョイスが素晴らしい」
譲り受けたドレッサー(@zakkagirlさんより提供)

誰かから譲り受けた物には、その人の思い出やぬくもりが宿っているもの。思いを大切にしながら使い続けるのは素敵なことですよね。船津 桂(@zakkagirl)さんが、60年前のドレッサーをリメイクした様子をInstagramに投稿すると「うっとりしちゃう」「素敵」「素敵に生まれ変わった」 「色のチョイスが素晴らしい」「素晴らしいです」などのコメントが寄せられ話題になっています。

リメイクしたドレッサーについて、船津さんに話を聞きました。

譲り受けたドレッサー

親戚のおばあさんから譲り受けたドレッサーは、60年前の嫁入り道具でした。おばあさんは、船津さんのお姉さんの旦那さんのお母さん。

船津さんはお姉さん夫婦と仲が良く「私が独身の頃から食事に呼ばれたりと、親しいお付き合いをしてました」と話します。

船津さんも「お母さん」と呼ばせてもらっていたおばあさんは、2年前に亡くなってしまいました。そこで、今年に入り、お姉さん夫婦がおばあさんの部屋を片付けることに。

その際にお姉さん夫婦が、古い物が好きな船津さんに「何か欲しいものがあれば引き取ってあげて」と声をかけてくれたのです。そこで、ドレッサーを譲ってもらうことに。お姉さんは「古いけどいいの?」と心配そうに話していましたが、船津さんはこれを見たとき「きっとよみがえる!」と思ったといいます。

ドレッサーのリメイク

まずはお掃除(@zakkagirlさんより提供)

ドレッサーをリメイクする際に気を付けたことは、部品をなくしたり、壊したりしないようにしたこと。ホコリなどはついていたものの、作りがシンプルだったため、掃除はやりやすかったといいます。

また、作業は何段階にも分けて行いました。一気にするのではなく、引き出しは洗ってから拭き、干して、色を塗って、乾かして…と、ゆっくり時間をかけて丁寧に考えながら作業しました。生活の合間をぬって、1ヶ月半くらいかけて進めたとのこと。

丁寧に色を塗ります(@zakkagirlさんより提供)

きれいになったドレッサーは、1年前に購入した自宅とは別の築古の一戸建に置いています。その家は、現在DIYをしながら楽しい空間にリノベーション中。

今年に入り、その空間をもっと活用しようと、この夏からゲストハウスにするための申請も始めているのだそうですよ。「みんなに昔の家具の良さも感じてもらえたらと思っています」と船津さんは話していました。

リメイクの完成(@zakkagirlさんより提供)

ほかにも、昔ながらの裁縫箱や日本人形なども引き取った船津さん。お姉さん夫婦にしてみれば処分に困るものばかりでも、船津さんには宝物に見えたのだとか。ガラスケースをピカピカに磨いてお人形を飾ると、見違えるようだったといいます。

襖と柄を合わせています(@zakkagirlさんより提供)

現在は、新しいゲストハウスのオープンに向けて頑張っているという船津さん。コンセプトは「レトロな昭和の香り漂うゲストハウス」。女子会旅や1人でのんびり寛ぎたい人などのためのゲストハウスにするため、DIYを進行中だといいます。

おばあさまから譲り受けた宝物は、とても思い入れがありますね。ゲストハウスが完成するのも待ち遠しいです。

この記事の写真一覧はこちら