初めて会ったときは「グレーの猫ちゃんかな?」と思うほど汚れていました…と語る飼い主さん。保護した猫は女の子で、おもちちゃんと名付けられました。ちったん(@NYANMARUKE)さんが、おもちちゃんの変化をXに投稿すると「こんなにガリガリだったの!?」「きれいな白」「幸せになったんだね」「ありがとう」「お外で過酷な暮らしをしてたんだね」「フクフクになっておる」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
そこで今回は飼い主さんに、おもちちゃんと出会ったときのことや、保護した後のことなどについて聞きました。
痩せて汚れていた頃のおもちちゃん
飼い主さんがおもちちゃんに初めて会ったのは、約7年前。近所には当時野良猫がたくさんいて、そのなかの一匹がおもちちゃんでした。そのときのおもちちゃんは、グレーの猫かと思うほど汚れていたそうです。
そんなおもちちゃんが、2週間ほど姿を見せなくなったことがありました。その後、久々に姿を見せたとき、飼い主さんは「あまりにも痩せていて、本当にびっくりしました」といいます。

それから約5年後、ようやく保護できたそうです。ガリガリだったおもちちゃんは、現在はふっくらとした猫になりました。

甘えんぼうのおもちちゃんに…
保護する前は、まったく触れることができなかったそう。また、一定の距離感を保たれていて、飼い主さんと毎日顔を合わせても慣れることはなかったのです。
そのため、保護しても触れ合えないかもしれないと思ったそうですが「甘えん坊さんになるのがすごく早かったです」と笑いも交えながら話してくれました。

さらに、まだ爪切りや顔を拭くことは難しいおもちちゃんですが、今では触れられるのが嬉しいようで「今では1番スリスリ甘えん坊かもしれないですね」と飼い主さん。

幸せになったんだね
投稿に寄せられた多くの反響を見て、飼い主さんは「『幸せになったんだね』という声が多かったことに、本当にうれしい気持ちになりました。こうした投稿を見て、保護猫たちを助けてくれる人が少しでも増えてくれたらいいなと思いました」と語ってくれました。

飼い主さんの家には、他にも猫や犬がいますが、その中でもおもちちゃんは一番長く外生活をしてきた子だといいます。これまで頑張ってきたおもちちゃんには、これからは頑張らず、のんびり楽しく過ごしてほしいと語っていました。
命の危機にあったかもしれないおもちちゃんですが、今ではふっくらと幸せに暮らしています。これからは、のんびりと毎日を楽しんでほしいですね。