学校に通うお子さんや、仕事の際に食べる自分自身のためにお弁当を作っているという人は多いでしょう。@oyajino.bentoさんが、高校2年生の息子さんのために作るお弁当をThreadsに投稿すると「愛情たっぷり」「尊敬しています」「これは泣く」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
お弁当作りについて、パパさんに話を聞きました。
パパさんの作る息子さんのお弁当
約6年前から、家族の分の食事をすべて担当しているパパさん。ママさんが新たに事業を立ち上げたことで家事が難しくなり、パパさんが転職して食事を含む家事を担うようになりました。
「職場の理解とサポートにも恵まれ、本当に感謝しています」とパパさん。

息子さんのお弁当作りは高校入学を機にスタートしたそうです。息子さんに好評だったことから、ママさんの勧めでSNS投稿を始めたといいます。
息子さんからの感謝のカード
息子さんはサッカーをしており、中学時代はクラブチームに所属してレギュラーメンバーとして活躍し、地方大会で3位になったほどの実力。試合前の食事や消化の良い献立など、アスリート飯を学びながら作っていました。そんなパパさんの努力を、息子さんはしっかりと見ていたようです。

息子さんは、パパさんへの感謝をポップアップカードで表現しました。LINEでカードの写真が送られてきたとき、ちょうど職場にいたパパさんは危うく泣きそうになったのだとか。
「本当に感激しました」とそのときの気持ちについて教えてくれました。
息子さん大満足のお弁当
現在、息子さんの登校日には毎日欠かさずお弁当を作っているというパパさん。夏休みや春休みなどの長期休みも、節約を兼ねて置き弁を用意しているそうです。

息子さんからの反応が良かったお弁当については「正直、どれが一番というのは特にありませんが、Threadsで2万7千もの『いいね』がついた投稿のときに、本人にも聞いてみたところ『いつもおいしいけど、あれはやばかったわ』と言ってくれました」と話します。パパさん自身は、めざしが2匹覗いているお弁当がお気に入りなのだとか。
また、担任の先生も毎日息子さんのお弁当を見てくださっており、保護者面談ではお弁当の話題で盛り上がったそうで「思わぬところから反応があるのも、楽しみのひとつです」と語ってくれました。

そんなパパさんのお弁当は、高タンパク・低脂質を基本にしており、部活動の栄養講習を受けた息子さんが栄養バランスに関心を持つようになったことがきっかけだそうです。
「彼の健康のために、できる限りの工夫をしています」とのこと。
今後は「息子への応援弁当として、心と体を支えるような献立にチャレンジしていきたい」とし、彩りにも気を配りながら「また明日も頑張れる、そんな弁当を作り続けていけたら」と意気込みを語ります。
さらに、わっぱ飯の弁当にも挑戦したいと考えており「息子が高校を卒業しても日々の弁当作りは続けたい」と話してくれました。
息子さんを思って作ったお弁当は、見た目も美しく、とてもおいしそうです。これからもパパさん特製のお弁当が楽しみですね!