夕飯の準備をする中3男子………4時間後、”完成した品”に→「本格的」「凄すぎ」「ごちそう」

夕飯の準備をする中3男子………4時間後、”完成した品”に→「本格的」「凄すぎ」「ごちそう」
そば粉をこねる息子さん(@slow.life.worksさんより提供)

料理ができるだけで、生活の質がぐんと上がる気がします。@slow.life.worksさんが、息子さんが料理する様子をInstagramに投稿すると「本格的」「凄すぎ」「ごちそう」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

ママさんに話を聞きました。

中学校に生えていた”たけのこ”で

ママさんの息子さんは料理が大好きな中学3年生。ある日、中学校の敷地にたけのこが生えているのを見つけ、先生の許可を得てたけのこ掘りをしました。この日は、そのたけのこを使って料理を振る舞ってくれたそうです。

なんと、お蕎麦は手打ち。真剣な表情でそば粉をこね、麺を刻む息子さん。てきぱきと包丁をふるい、テーブルにはご馳走がずらりと並びました。

そば粉をこねる息子さん(@slow.life.worksさんより提供)

メニューはざる蕎麦、魚のソイの煮付け、ソイとたけのこ、海老と茄子と大葉の天ぷら、たけのこご飯という、まるで料亭のような豪華なラインナップ。

まるで旅館(@slow.life.worksさんより提供)

蕎麦を手打ちするところからなので、料理にかかった時間は約4時間でした。

しかし、蕎麦の出来栄えに納得できなかった息子さんは、自分で何で失敗したのかを考えて、もう一度蕎麦打ちをしたそう。

2度目の蕎麦は満腹でも食べられるくらいとても美味しくでき、息子さんもとても喜んでいたと教えてくれました。

旬のとれたて食材を活かした料理(@slow.life.worksさんより提供)

自分で打った蕎麦は格別

料理のポイントを息子さんに伺いました。
「蕎麦打ちは時間をかけると生地が乾燥して割れるので、できる限り短時間で。天ぷらはサクサクに揚がるよう、粉は氷で冷やし、食材に打ち粉・追い粉をして、丁寧に揚げました」

幼い頃から料理が好きだった息子さんは、小学6年生のとき「自分で蕎麦打ちもやってみたい」と、近くの蕎麦打ち体験に参加。難しかったものの格別においしく「おうちでもやってみたい!」と思い、ご両親に相談して蕎麦打ちセットを買ってもらったそうです。

短時間で打つのがポイント(@slow.life.worksさんより提供)

本格的な料理の数々

中学3年生で勉強と部活に忙しい息子さん。以前より料理する回数は減りましたが、3日に1度はキッチンに立って好きなものを作ってくれます。料理は勉強の気分転換にもなるそうです。

最近は市場で買った魚を捌き、お刺身、白甘鯛の鱗揚げ、カマスの塩焼き、春野菜と桜焼売を作ってくれたのだとか。お子様ランチも用意してくれ「普段、お子様ランチが頼めない年齢なので、食べれてとても嬉しかったです!」とママさんが話してくれました。

おうちでお子様ランチ(@slow.life.worksさんより提供)

思い出に残っている料理について、ママさんは「私の誕生日に2時間煮込んだビーフシチュー、鯛のポワレ牛乳の泡ソース、サーモンアボカドタルタルを作ってくれました。レストランのように美味しいお料理に感動しました。また、2つ年下の妹の誕生日には縁日風のお料理、父の日には居酒屋風メニューを用意してくれて、これもまた楽しいひとときでした」と教えてくれました。

まるでレストラン!(@slow.life.worksさんより提供)

中学3年生が作る料理のレベルをはるかに超えたクオリティに、驚くばかりですね!

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