ペットは立派な家族の一員。だからこそ、どこまで私たちの言葉がわかっているのか、不思議に思うことも多いですよね。
@shibamugi28さんが、先住犬にお迎えする子犬の名前を決めてもらった様子をYouTubeに投稿すると「完璧に理解してる」「選んでる」「天才だ」「なんてかしこいのーー!!」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
投稿者さんに話を聞きました。
新しい家族の名前を決めたのは、なんと…!
豆柴のこむぎくんを飼っている投稿者さん。こむぎくんがひとりでお留守番をすることも、たびたびありました。
気になって動画を撮影してみたところ、そこには、玄関から離れず悲しげに待つこむぎくんの姿が。
「もう1匹お迎えした方が寂しくないのでは」と考えた飼い主さんは、新しく豆柴をお迎えすることを決めたといいます。
そして飼い主さん宅へやってきたのは、女の子の豆柴ちゃん。お迎え当日、玄関先で興味津々に様子をうかがうこむぎくんの姿がありました。

名前は「わらび」と「あんず」のどちらかで迷っていた飼い主さん。こむぎくんに決めてもらうことにしました。
名前を選ぶ際には順番を入れ替えながら5回聞いてみたものの、こむぎくんは毎回「わらび」を選んだのです。飼い主さんはこむぎくんの凄さを実感しつつも、名前を「わらび」にすることに決めました。

飼い主さんは日頃からこむぎくんとたくさん会話をし、コミュニケーションを大切にしているそうです。こむぎくんが自分でおやつを選べるようにしたり、動画のように両手を出して「どっち?」と聞いたりすることも多く、この動画のようなやりとりは、普段の暮らしの中でもよくある光景なのだとか。
多くの反応が寄せられたこちらの投稿。
「この動画をきっかけにわんちゃんにもそれぞれの考えや意思があることを、多くの方に知っていただけたようで凄く嬉しく思いました」と飼い主さんは喜びの声を聞かせてくれました。

意思表示が上手なこむぎくん
こむぎくんは「日常の会話はほとんど理解していると思います」と語る飼い主さん。
印象に残っているのは、飼い主さんが出産で1日家を空けたときのことです。
「『ママは帰ってこないよ』と言われても尚、玄関で待ち続けてくれる姿を動画で目の当たりにした際は涙が出ました。自分の意思や感情がある事を日頃から私たちに伝えてくれています」
こちらの投稿から3年が経った現在。性格はまったく違うけれど、2匹はとても仲良しです。一緒に遊び、くっついて寝る事もあるのだとか。まるで本当の兄妹のようだといいます。
「環境が変わっても今までと変わらず、これからも愛犬たちと楽しく過ごしていけたらと思います」と飼い主さん。

賢いこむぎくんに驚きつつ、家族のあたたかな絆に心がほっこりしました。これからも幸せな毎日が続きますように。