皆さんは「なりたい自分」がありますか?「明るくなりたい」「美しくなりたい」など、人によって目標となるものは異なるかもしれません。
櫻田こずえ(@kozue_sewing)さんが「美人になった方法」をInstagramに投稿すると「素敵」「諦めるのやめます」などのコメントが寄せられ話題になっています。
その方法について、櫻田さんに話を聞きました。
「この髪型になるまでの歴史」
美人になると決めてから、髪型には試行錯誤してきたという櫻田さん。37歳から49歳までの髪型の変化について動画にまとめて紹介しています。

37歳で美人になると決め、美容院に投資を始めた櫻田さんは、試行錯誤を重ねて理想の髪型を追求しました。櫻田さんは「髪は顔の額縁」と表現しています。

それからもおしゃれを重ねていき、ぐんぐん綺麗になっていった櫻田さんはずっと憧れてきた髪型も手に入れられるようになりました。
ブログの立ち上げ
37歳で「アラフォーですが今さら美人になれますか」を立ち上げ「一度でいいから美人と言われたい」という思いで発信を始めました。
それまで「ブスコンプレックスが強く、顔を笑われるのが怖くて電車に乗れなかったり、コロナ前からマスクで顔を隠している時もありました」と櫻田さん。また、2009年から毛穴ブロガーとして活動し「新たなネタを思いついた!」と感じたそうです。

髪型を意識するようになり…
それから様々な髪型にチャレンジした櫻田さん。最初は雑誌を参考にオーダーしていましたが、自分に合わないと気づきました。その後は、雰囲気写真を5、6枚見せて美容師さんに相談し「私に合った再現方法」を任せるように。これが美の可能性を広げる鍵だといいます。
さらに、ポイントとして「NG髪型を美容師に伝える」「コンプレックスを話す」「美容師を数回試す」などが重要だと教えてくれました。

お任せすることに抵抗はなく、髪型が変でも再び伸びることを重視。美の可能性を潰す方がもったいないと語ります。また、髪型が外見や内面に与える影響に驚き「なりたい自分」に合った髪型を選ぶことが重要だと教えてくれました。
発信への思い
櫻田さんの「年齢を重ねても美人になれる」というメッセージが、多くの反響を呼びました。反響を受けて「何歳からでも『今から美人になれるよ!一緒に美しくなろう!』という思いを込めて、発信しているので」と話します。

また、櫻田さんは改めて「自分は本当に美人になったんだな」と嬉しくなりました。そう思えるようになった自分自身に、内面の成長(自己否定からの卒業)を感じたのだとか。
「謙遜文化が、女性を無意識に傷つけ、ブスにしていると私は思います。自分を美人として扱う、自分を大切に扱う方が増えてほしいなと思っています」とも話していました。
髪型以外に意識していることや気をつけているポイント
櫻田さんは美人になるためにファッションやメイク、姿勢、体型維持などを研究し実践してきました。以前は、他人軸で判断していましたが、今は「自分が好きかどうか」が最も大切だと感じています。

「美しく見えることより、自分が好きでワクワクする選択をすることが大切。他人軸ではなく自分軸を持てば、幸せオーラを放つ美人になれるが、自分軸がないと自信を持てず、ダイエットなどに頼りがちだと思います」と話していました。
自分自身と向き合うことで「よかったこと」「困ったこと」
自分自身と向き合い始めてから、自分を好きになれた櫻田さん。
「外見をどう繕っても、自分を嫌いなまま、人は美しく輝くことはできない」ということに気づいてから、コンプレックスだらけの自分と向き合って、自分をまるっと受け入れる努力をしてきたといいます。
一方、自分と向き合うことで、今まで蓋をしていた苦しくて痛い繊細でやわらかな心の場所に降りて行くことも。それで、自分と向き合うのが辛すぎて落ち込んでしまい、苦しかったこともありました。そんな思いから、2~3年の間はあまり活動ができない時期も。
しかし、そのような時期があったからこそ、すべてを受け入れた今の弾けるような笑顔があるのでしょう。
これからの挑戦
ブログを書き始めた当初の目標は「人は変われることを証明したい」でした。当初の目標は達成できたので、今後は自分を変えたい方に「変わるということの本質や、その方法」を伝えていきたいといいます。
美人になるために一番大切なことは「ブスをやめること」と話す櫻田さん。自分と向き合うことで大きく変化した櫻田さんのこれからの発信も楽しみです。
また、櫻田さんは「オフィシャルサイト」を立ち上げ、自身についての発信をしています。