「介護×田舎暮らし」をテーマにした介護施設のくろまめさんでは、毎年年末に餅つきが行われます。今年も和気あいあいの雰囲気で楽しく作業していたのですが、思いがけない悲劇が…。
@kuromamesan.kaigoさんがその様子をInstagramに投稿すると「笑いと幸せをありがとう」「年末ハプニング大賞」などのコメントが寄せられ、大きな反響を呼びました。
当時の状況について@kuromamesan.kaigoさんに話を聞きました。
くろまめさんが大切にする行事・餅つき
@kuromamesan.kaigoさんによると「お年寄りの皆さんが、昔、張り切って餅つきをされていたことを考えて、毎年の大切な行事として行っています」とのこと。くろまめさんでは、田んぼで自家製のもち米を育てており、餅つきにもその米を使用しています。

この日、餅つきは2回行われ、投稿はその1回目のものです。つき終わった餅を臼から移そうと、おばあさんが慣れた手つきで一つの塊にまとめようとしているところから始まります。

そして、餅を桶に移そうとしたその瞬間…まさかのハプニングが起きたのでした!
笑いの神が降臨?底抜けの大笑い
「桶の底が抜けて、餅が落ちてしまったのです。本当に驚きましたが、もう笑うしかありませんでした」と@kuromamesan.kaigoさん。
桶を落としたのではなく、桶の底が抜けてしまうというハプニング!その場にいた全員が大笑いしました。


落ちた餅は粉がたくさん付いていたことが幸いし、床に触れた部分を除き、丸餅に加工したそうです。こちらはスタッフさんたちが持ち帰り、その場では2回目についた餅をみんなで食べたといいます。

利用者の方の反応は「びっくりしたけど、大笑いし忘れられない思い出になった」と皆さん笑顔だったとのこと。また、Instagramでの反響には「まさかのハプニングを楽しんでいただき、家族のようなアットホームな雰囲気が伝わったようで嬉しく思いました」と話していました。
予期せぬ悲劇を楽しく笑い飛ばした餅つきの一幕。コメントにもありましたが、まさに「笑う門には福来たる」ということわざどおり、動画視聴者を含めて多くの人に幸せな笑いを届けてくれました。来年もまた、笑顔に満ちた餅つきが行われることでしょう。