「魔の2歳児」とも言われるイヤイヤ期。1歳後半から3歳頃までの子どもたちは自己主張が強くなり、何でも自分でやりたがったり、何をするにも「イヤ」と言ったりすることも。@a_e.mammさんが、イヤイヤ期の息子さんが成長した様子をInstagramに投稿すると「お疲れ様です」「想像を超えたやんちゃ」などのコメントが寄せられ話題になっています。
息子さんについて、ママさんに話を聞きました。
壮絶な1年
2歳から2歳9ヶ月までの記録をまとめた動画には、イヤイヤ期真っ盛りの息子さんの様子が映されていました。そこには、観葉植物の土を出すなど、予想できない息子さんの姿が。

このとき、外では「お利口」「やんちゃに見えない」と大変さを分かってもらえず、孤独に感じていたママさん。そこで、Instagramにリアルなイタズラをアップすると、たくさんの方が寄り添ってくれて救われたといいます。
今までの成長を見守ってくれた方へ「あのやんちゃ坊主もすっかりお兄ちゃんになった」と伝えたかったことから、成長した様子をまとめることにしました。また、子育てで悩んでいる方に「大丈夫!ちゃんと育つよ!」と伝わればという思いもあったといいます。

食べ物をあさるイタズラが何度もあり、ママさんがトイレや掃除、洗濯をしているときにイタズラが起こることがよくありました。
あるとき、息子さんがテレビに集中しているタイミングでそっと廊下に出て耳を澄ますと、すぐに足音が聞こえてきました。
息子さんの様子を覗いてみると…台所で保存容器に入れて冷ましているお米を食べていたのです。物を置かないよう気を付けていても、置かざるを得ない場面や、うっかり直し忘れることもあり「私に気を抜くことは許されないのか」と絶望的に感じたママさん。

とにかくイタズラが多かったため、ママさんは自分を保つことに必死でした。
「もう無理」と1人で大泣きしたことがあり、散々泣いたあとに、ふと「息子の頭の中はどうなっているのか」と考えたことも。そんなとき「きっとすごいスピードで脳が成長していて、今は『やりたい!』で一杯なんだな。じゃあ私はどうしよう」と思ったそうです。
そこで、息子さんの思いを代弁してあげ、理解した上で「でも、〇〇だからダメよ」と伝えるようにしました。息子さんの気持ちに寄り添うと「コラー!!」と怒るよりも、気持ちが通じたようで気が楽になったといいます。

そんな中、3歳の誕生日の1ヶ月前くらいから「あれ?話が通じた」と思うことが日に日に増えていきました。急成長している姿が、あまりにも目に見えて分かるほどでしたが「幻?たまたま?」と信じられなかったママさん。
誕生日当日、飾られた部屋を見て「ぼくのハピバスディちゅーゆ?ケーキ食べるの?やたー!」と状況を理解している様子を見て「やっと(大変だった日々は)終わったんだな」と涙が込み上げてきたのだとか。
そんな息子さんの性格については「お調子者です」と話すママさん。しかし、しっかりした部分もあり、もうすぐ出かけると察知すると、着替えを始めたり小走りで片付け始めたり、息子さんから「これ片付けやー」と注意されたことも。
ママさんは、なるべく子育てセンターや園庭開放などに出かけるようにしているといいます。最近は、息子さんが初恋をしたようで、余計に行くのが楽しみなのだそう。
「あ〜、〇〇ちゃんかわいすぎるぅ〜」と1人で黄昏ているようですよ。可愛らしいですね。
今後の息子さんについて「元気に育ってくれれば嬉しいです!知らない子が泣いていても『大丈夫よ』と肩をさすれる優しさをもっているので、今のまま相手を思いやれる子でいてほしいです」とママさん。
また、さまざまな成長を見せてくれるでしょう。これからの息子さんも楽しみですね。