大切な人へのサプライズプレゼントは喜んでもらえると嬉しいですよね。マサキ(@lirzy_masaki)さんが、サプライズプレゼントを渡した際の彼女の反応をTikTokに投稿すると「もらい泣きした」「最高の喜び方」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、マサキさんに話を聞きました。
彼女へのサプライズプレゼント
マサキさんは、元気がなかった彼女のリシーさんにサプライズでプレゼントをすることにしました。マサキさんがサンタクロースの衣装で登場すると、リシーさんはとても驚きます。

マサキさんからもらったプレゼントの箱を開けると、中からメッセージカードが出てきました。スペイン語で書かれたメッセージに涙するリシーさん。プレゼントはネイルとリップでした。

昨年、同じブランドのプレゼントを渡したところ、とても喜んでもらえたため、今年も渡そうと思っていたマサキさん。動画を撮影する数日前にもプレゼントを渡していましたが、その後少し関係がギクシャクしている感じがありました。
そのため、普段からキャラクターのステッカーなど手頃なものをプレゼントしていましたが、しっかり形に残る方法で改めて思いを伝えようと撮影したそうです。動画として投稿することで、マサキさん自身にとってもリシーさんの存在が当たり前ではないと再確認できるいい機会になっているといいます。
リシーさんは、プレゼントのリップを見ていると何かに気付きます。なんと、リップには婚約指輪と同じ文字が刻印されていたのです。

プレゼントをもらったリシーさんは「最初に感じたのは、彼が本当に私を愛していて、心から思ってくれているということでした。確かにそのとき私たちは喧嘩をしていて、一週間くらい一緒に過ごす時間がありませんでした。その寂しさの中で、彼が私の母語であるスペイン語で、直接的でロマンチックに気持ちを伝えてくれたことに心を打たれました。本当に胸がいっぱいになりました」と話していました。
また、マサキさんがリシーさんのために一生懸命頑張ってくれたことを感じ「ここまでしてくれるんだ」と感動したといいます。
「文化や愛の伝え方が違っても、私がわかる形で伝えようとする姿勢は、私の心を喜びと愛で満たしてくれます。また、彼が何を考え、どんな気持ちでいるのかを理解できることが、私をワクワクさせ、心を熱くさせます。彼にとって私たちの結婚がどれほど大切かを感じられることが本当に幸せです」と話してくれました。
リシーさんは、プレゼントのなかでもリップに刻まれていた言葉が一番嬉しかったといいます。
「その内容が彼の思いをより深く伝えてくれました」と嬉しそうでした。
一方で、マサキさんはリシーさんが素直に喜んでくれたことを嬉しく感じていました。
「ただ、物に頼らずに愛情を表現できるようにもなりたいと思いました。リシーは南米文化の家庭で育っており、文化の違いもあってすべてを共有するのは難しいですが、少しずつ学びながらお互いの文化を尊重していきたいです」と話していました。

撮影後、数分間ハグをしたまま泣き続けていたリシーさん。その後は、サンタクロースの衣装やクリスマスの予定について話していたのだとか。
そしてリシーさんは、プレゼントしてもらったリップを一度も使っていません。それほど特別で、大切なものだからです。
「使ってしまうと無くなってしまうのが嫌なんです。以前、彼が同じものを買ってくれたことがありましたが、この新しいものには私たちの婚約指輪と同じメッセージが刻まれています。だからこそ、このままの形で一生大切にしていきたいと思っています」と話していました。
マサキさんは「特別なことがなくても、リシーが天真爛漫に日常を楽しんでいる姿を見ると嬉しいです」と話しています。特に、大学生活を頑張っている姿に感心しているといいます。今年から、リシーさんは4年制大学の1年生として、10歳ほど年下の同級生たちと異文化の中で頑張っています。そんな姿を見ると、自分も負けられないと刺激を受けるといいます。
マサキさんにとってリシーさんは「映画の中から飛び出してきたプリンセスのように純粋で無垢な存在」だといいます。
「どんなに自分が辛い状況でも、リシーがいれば乗り越えられると思います。これからも喜怒哀楽を共に歩んでいきたいです」と話していました。
夫婦として大切にしていることについて「育った環境が違うため『察してよ』というのは通じません。そのため、自分の意見を我慢せずに伝えることを大切にしています。違和感を抱いたら些細なことでもちゃんと話し合います。数時間話し合いが続くこともよくありますが、少しずつお互いを理解できるようになります。毎日のように喧嘩はありますが、それを乗り越えることが絆を強める鍵だと思っています」と教えてくれました。
仲のよさが伝わる素敵な動画でした。これからもさまざまなことを乗り越えながら、絆を強くしていくことでしょう。