保育園の連絡帳は、保育園と家庭とで子どもの体調や生活の様子などを伝え合う大切な手段です。親にとっては保育園での子どもの様子を知ることができるので、読むのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

papaPANDA(@ppp_papapanda_)さんは、保育園に通う男の子のお父さんです。papaPANDAさんの書く連絡帳には、毎回可愛らしいイラストが添えられており、その内容をInstagramに投稿すると「イラストが素敵」「楽しい連絡帳」「ほっこりします」などのコメントが寄せられ話題になっています。

お父さんが5分で書く連絡帳(@ppp_papapanda_さんより提供)

今回は、連絡帳についてpapaPANDAさんに詳しい話を聞きました。

連絡帳にイラストを描き始めたきっかけ

連絡帳にイラストを描き始めたきっかけは、「最初は文章を書くスペースを埋めるためでした(笑)」と話すpapaPANDAさん。

papaPANDAさん自身仕事が遅く、子育てに対して納得いく介入ができていなかったため、奥様の負担削減も兼ねて連絡帳を書き始めたといいます。

「妻が私の描いた連絡帳を見てクスッと笑ってくれたことがありました。友人のママたちや保育士さんに話を聞くと、ママたちにとって連絡帳って結構大変で。場合によってはワンオペで育児をしながら自分の子どもの悩みや大変なこと、先生に共有しておかないといけないことを1人で考えるんです。
中にはほとんど書いてこない人もいる、結構ネガティブなイベントなんだなと思いました。
一方我が家ではクスッと笑いが起きてるんです。我が家ではポジティブなイベントになったんです。これはやらなあかん、と思いました」

連絡帳に書く内容について

papaPANDAさんは連絡帳について、「毎日書くことを大変と思ったことはない」といいます。

「何を書くか迷うことはあるので、朝やお風呂、添い寝をする時間などに、息子の行動をよく見るようにしました。そして自分なりに息子の行動を考察してみることに。
よく見ていると自分なりに息子のことがわかってきて、育児に介入できてる実感が湧いてきたんです。ママから見ても『参考になる!!』と父が育児に入ってきてくれているという喜びが生まれました。
明らかな面白イベントがあればラッキー、ぐらいに思っています。なくても、『あの行動の意味はなんなんだろう?』と先生に聞こういう感じで書いています。加えて私が意識していることは、“自分なりの考察・解釈”をできるだけ面白解釈にすることです(笑)」

ネタを探しているという感覚ではなく、我が子の行動を考察しているpapaPANDAさん。
連絡帳は、我が子の成長を見守る大事な習慣の一つになっているのですね。

お父さんが5分で書く連絡帳(@ppp_papapanda_さんより提供)

また、papaPANDAさんが体調不良の時や、どうしても時間がない時は奥様がコメントを書くときもあるのだとか。
それ以外にも、奥様がどうしても書きたくなって追記していることもよくあると話してくれました。

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