年末年始、久々に会う親戚と過ごした人も多いのではないでしょうか。祖父母や親戚からのお年玉を楽しみにしていた子どもたちもいるでしょう。
甥っ子からの「あったらでいいんだけど、水星の魔女のガンプラが欲しい、こっちには全然売ってないから…」という言葉を受け、ダンボールいっぱいのガンプラを詰め込んでいる様子がツイートされ、14万ほどのいいねがつくなど話題になっています。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」とはガンダムシリーズ最新作で、2022年10月より放送が開始され1月8日に第1クールの最終回を終えたテレビアニメです。

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ダンボールいっぱいのガンプラを甥っ子に送ったミドリマンさん(@GreenMan_vet)に話を聞きました。
ミドリマンさんは、新型コロナウイルスの流行以降帰省を控えているそうで、それ以前は甥っ子さんにはお年玉をあげていたそうです。

―今まで甥っ子さんとガンダムの話をしたことはあったのでしょうか。
アニメは少し見るとは聞いてましたが、水星の魔女やガンダムが好きなのは初耳でした。

―ガンプラの画像には「水星の魔女」だけではなく「閃光のハサウェイ」などもあるようですが、甥っ子さんが好きなガンダムの機体は何ですか。
「エアリアルやダリルバルデが好き」と言っていました。水星の魔女以外のプラモデルは、閃光のハサウェイが(テレビ放送が)始まるのはもちろん、僕が組みやすいと思ったもの、単純にカッコいいもの、話題になったものを選びました。僕のおすすめだと、マニアックになってしまうので、そこは控えました。

ーガンプラの中には入手困難な物もあり、集めるのは大変だったのではないでしょうか。
入手が難しいとはいえ、甥が喜ぶなら…と思ったのと、どうせなら1つ2つじゃなく、全部まとめて送って驚かせてやろうと思い、あの中身になりました。僕も幼少期からプラモデルを嗜んでいたので、このご時世で「欲しい、作りたい」という欲求を満たせるなら、という思いもありました。

ー総額はいくらくらいになったのでしょうか。
写真のプラモデルは総額4万円くらいだと思います。

ー贈り物を受け取った甥っ子さんはどのような反応だったのでしょうか。
非常に喜んでいました。「こんなにも貰ってよかったのか」「どうやって入手できたのか」などと話していました。当時は、水星の魔女最終話放送前であり、とても楽しみであること、今までの振り返りや感想などを話しました。僕からは、「細かいことは何も気にせず楽しむといい」「一度しかない学生生活なんだから、勉強はほどほどにして、部活と遊びを精一杯頑張れ」
そんな言葉をかけました。

「水星の魔女」は、第1クールの最終話の放送後、衝撃的な内容が話題になりましたが、甥っ子さんは初めてリアルタイムで視聴し、「…これがガンダムなんだね」と言っていたそうです。

最後に

お年玉をもらうのはもちろん嬉しいですが、こうして自分の好きな物をもらったことは、甥っ子さんにとって特別な出来事になった事でしょう。ツイートのコメントでも「あんたはマジで最高だ」「ボクも甥っ子になります!」「叔父ゴッド発見」などと盛り上がっていました。そして、箱に詰められたガンプラを見ると、甥っ子さんの事を思ってガンプラを選んだ事が分かります。きっと甥っ子さんはミドリマンさんのその「思い」が嬉しかったのではないでしょうか。

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