創業154年老舗旅館の若旦那「常宿になりそう…」思わずツイート そのホテルが話題
朝食イメージ（ザ・チェルシーブレスより提供）
「素敵なホテルに泊まりたい！」と考えた時、どうせ泊まるなら失敗したくないと思い、友人に相談したり、口コミサイトを見たりして調べる人もいるのではないでしょうか。今、Twitterで話題になっているのが、「うどん県で泊まったホテルが、一人旅には最適過ぎて、常宿になりそう……」とホテルを紹介したツイートです。
このツイートをした、いきなり若旦那さん（@wakadanna_coo）は、愛媛県松山市道後にある「大和屋本店」と「大和屋別荘」を運営しています。慶応4年創業の老舗旅館です。今回ツイートしたホテルは、仕事で「うどん県」、つまり香川県に行った時に宿泊した場所。 老舗旅館を運営し、仕事・趣味含め年間50泊以上はしているという、いきなり若旦那さんが「常宿になりそう」というホテル、とても気になりますね。
そのホテルとは「THE CHELSEA BREATH（ザ・チェルシーブレス）」。いきなり若旦那さんは、温泉や飲み物などすべてが宿泊料金に含まれるオールインクルーシブであることに魅力を感じて宿泊を決めたそうです。そこでザ・チェルシーブレスの副支配人の成行達弘（なりゆきたつひろ）さんに、いきなり若旦那さんがツイートしていたラウンジ、食事中のペアリングのお酒、土鍋ご飯について聞いてみました。
ーラウンジのこだわりはありますか
ゆっくりホテルステイを楽しんで頂きたいと考え、宿泊者の方なら誰でも利用できるラウンジを用意しました。おつまみやビール、チューハイ、ノンアルコールなどご要望にお応えして増やしてきました。15時チェックイン開始なのですが、15時に入っていただく方が一番多いですね。朝から夜までラウンジにいらっしゃる方もいますし、好きな音楽を聞けるミュージックルームやレターボックスもありますので、ワーケーションで利用される方もいらっしゃいます。
ー夕食時のお酒について教えてください
宿泊料金のなかに食事のドリンク料金も含まれていますので、気兼ねなくご注文いただけます。もちろんお客様の好きなお酒をご注文いただけますが、当ホテルの食事は四国の食材がメイン。四国4県のお酒も揃えているので、例えば高知の鮎のお料理が出た時には高知の辛口のお酒をおすすめしています。
ー朝食の土鍋ご飯もおいしそうですね
朝食は、お米に特にこだわっています。1、2か月に1回はお米の種類を変えてそれに合わせて炊き方も変えています。土鍋で炊いたご飯をお客様の時間に合わせて出し、そのお米に合うおかずを出しています。料理長のこだわりで、おかずを食べてほしい順番も用意しているんですよ。
―いきなり若旦那さんが来たことに気づきましたか
いえ、気がつかなかったんです。予約サイトの閲覧数が普段の20倍になっていて驚いていたところにサイトの担当者から「バズっていますよ」と連絡があり知りました。予約数も倍になり、本当に頭が上がらないですね。1回お会いして色々教えて頂きたいのですが、まだ会えていないですね。今度こそ、来られた時にご挨拶したいと思います。
ザ・チェルシーブレスのサービスに込められたおもてなしの心が、同じくおもてなしのプロであるいきなり若旦那さんの心に刺さったのでしょう。追加料金を気にせずに好きな飲み物やサービスを利用できるオールインクルーシブの宿。この夏の旅行の選択肢に加えてみてはいかがですか。
