近所の100円均一ショップで加湿器を購入したユウ(@angelica_dolls)さん。満タンに入れていた水が1日でかなり減っていたので、「やるじゃん‼」と思い、満足して使っていたら、なんと飼い猫が水を飲んでいたことが、1か月以上経って発覚したのです。

この出来事をユウさんがツイートすると、6.6万件以上のいいねがつくなど、話題になりました。コメント欄も、「可愛いが過ぎますね〜」の他に「猫に過失(加湿)はない」「犯ニャン確保♪ですね」「加湿器じゃなくて水飲み器」などと盛り上がりを見せています。

気付いたきっかけは、加湿器の近くから聞こえた「ペチャペチャ」という音。音のする方を見ると、飼い猫が加湿器の穴に舌を入れてゴクゴクと水を飲んでいるところでした。

気が付くまでは、ユウさんが出かけている時や寝ている時に、加湿器の水を飲んでいたのではないかということ(ユウさん提供)

その様子を見たとき、瞬間的に「かわいいっ!!」と思い写真撮影をしたそうです。そして、ひとしきり可愛さを堪能して落ち着いた時に、全てを悟ったそう。

「あっと、その時ピンときました。(加湿器の水が減りすぎていた)今までの事に全て納得しました。部屋の空気が潤っている実感は全くなかったので、ほぼこっち(猫が飲んだ)だろうという」

その後は説明書に従って、入れ物いっぱいに水をいれるのではなく、半分だけ入れるようにすると、舌が届かないため、猫が飲むことはなくなったそうです。しかし、家にはいくつか水を飲めるところがあるので、猫の方は気にも留めていないとのこと。

水を飲むのが大好きで、シンクに水の入ったお茶碗を置きっぱなしにしていたり、お風呂場の床が濡れていたりするとペロペロと舐めてしまうそう(ユウさん提供)

ユウさんと飼い猫との出会いは、7年半前。河川敷に段ボールに入れられて、捨てられているのを見つけたところから始まりました。すぐに獣医につれていくと、生後10日程だと分かりました。当時の体重は約230グラムで、手のひらに乗るサイズでした。

子猫の時の写真(ユウさん提供)

ミルクを3時間おきにあげるような小さい頃から飼っているため、ユウさんは「この猫ちゃんは、(自分の)赤ちゃんのような存在」と話します。

「何か(猫が)やらかしてしまって、その後上目遣いでこちらを見て『ニャーン』と言うと、分かってやっているのかな。天然のタラシだなと思います。今回もそうですけど、悪さしようと思ってやっているわけではないので、もうベロベロに甘やかしていますね」

自分の家の加湿器を見ると、この話を思い出し、ほっこりとする筆者でした。

新しい加湿器を購入したユウさん。水替えの時には、やっぱりペロペロ(ユウさん提供)

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