「退職金があるから大丈夫」と思っていたのに…30代女性が気づいた、落とし穴に「頭が真っ白に」「後悔」

「退職金があるから大丈夫」と思っていたのに…30代女性が気づいた、落とし穴に「頭が真っ白に」「後悔」

転職や退職のタイミングは、収入や生活スタイルが大きく変わる節目です。
「貯金があるからしばらくは大丈夫」と思っていても、思わぬ形で現実を突きつけられることもあります。

今回話を聞いたのは、30代の女性会社員です。

退職金があったから「大丈夫」と思っていた

女性は転職を経験。新しい職場の給料は前職よりも下がっていましたが、退職金が入っていたことで安心感があったといいます。

「給料は減っていましたが、退職金があったので何とかなると思っていました」

大きな不安はなく、生活も特別変わったという実感はなかったそうです。

前職の感覚のまま、趣味にお金を使っていた

ちょうどその頃、スマホゲームをきっかけに趣味の世界にのめり込みました。いわゆる“推し活”ともいえる活動で、グッズ購入などが楽しくなっていったといいます。

「前の会社の給料感覚のまま、つい使ってしまっていました」

光熱費の滞納などはありませんでしたが、ある日、銀行でお金を引き出そうとした際に初めて「残高不足」で手続きがキャンセルされる経験をしました。

頭が真っ白になった瞬間

「頭が真っ白になりました」

その場で、直近に引き落とし予定の支払いがなかったかを必死に思い出したといいます。幸い、大きな支障は出ませんでした。

「誰にも迷惑はかけなかったので今は笑い話ですが、当時は本当に恥ずかしくて情けなかったです」

好きな趣味に出会えた喜びと、現実とのギャップ。
一時はオタク活動そのものを後悔したこともあったそうです。

「趣味が支え」だからこそ考えてほしいこと

いま同じような状況にいる人に伝えたいのは、趣味そのものを否定することではありません。

「そのグッズを買うことで人生が豊かになる、という気持ちは分かります。でも生活が立ち行かなくなっては元も子もありません」

目の前の欲しい物や限定商品に飛びつく前に、一度立ち止まること。
それが結果的に、自分の生活を守ることにつながると感じています。

「使う上限」を決めておく大切さ

振り返って思うのは、毎月の収入に対して趣味や娯楽に使う上限を決めておくべきだったということです。

「転職して給料が下がったと分かっていたのだから、退職金は万が一のために大事にしておくべきでした」

【専門家のコメント】転職後の家計管理と退職金の考え方

転職によって収入が変化した場合は、改めて家計全体を見直す良い機会になります。
特に退職金があると一時的に安心感が生まれやすいですが、基本的には「一時的な資金」であることを意識しておくことが大切です。

趣味や娯楽は生活を豊かにする重要な要素ですので、否定する必要はありません。
そのうえで、毎月の手取り収入に対して無理のない範囲をあらかじめ決めておくと、後から慌てるリスクを減らすことができます。

まずは、現在の収入と固定費(家賃・通信費・保険料など)を整理し、毎月いくら自由に使えるのかを把握することが第一歩です。
支出の内訳を可視化してみると、「実は趣味以外の固定費の割合が大きい」というケースも少なくありません。

退職金の使い方については、すべてを貯蓄に回すべきというわけではありませんが、少なくとも生活費数か月分の予備資金として確保しておくと安心材料になります。

大切なのは、キャッシュフローを継続的にマイナスにしないことです。
一時的な残高ではなく、「毎月の収入の範囲内で生活できているか」を基準に考えることで、趣味も生活も両立しやすくなります。

収入が増えたときも減ったときも、その都度バランスを見直す習慣が、長期的な安心につながるでしょう。

好きなものと、生活を守ること

「人生の支えになる趣味に出会えたとしても、まずは家計簿をつけて自分の現状を見てほしい」

女性はそう話します。

趣味は心を豊かにしてくれる存在です。
ただ、その豊かさを長く続けるためには、足元の生活を守ることも欠かせません。

「大丈夫」と思える理由があるときほど、一度立ち止まって確認する。
それが後悔を減らす一歩になるのかもしれません。

【監修者】大貫宏一郎 株式会社ユーザーライフサイエンス会長
※本記事は、個人の体験談および専門家の見解をもとに構成しています。

※この記事はAI生成された画像を使用しています

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