子育て中の慌ただしい日々の中にも、心温まる出会いやハッとするような気づきが隠されています。そんな中、今回「ハッとした!」と語るのは、40代の女性専業主婦であるお母さん。
夕方のスーパーで、見知らぬ人からの温かい思いやりに触れた心温まるエピソードについて、お母さんにお話を伺いました。
「お母さん、手痛いでしょ?」差し出された優しさ
夕方のスーパーで、レジの長い行列に並んでいたカナエさん。有料のカートには3歳以上が座れる場所や立ち乗りするカートもなかったため、買い物かごを片手に、発達がゆっくりでじっとしていられない3歳の娘さんを抱っこして並んでいました。
牛乳や冷凍食品などでパンパンになったカゴはかなり重く、手が痛くなってきたため、一度床に置いたと言います。すると、後ろに並んでいた女性が「よかったらここに(カートの上)置いてください。お母さん手痛いでしょ?遠慮しなくていいから貸して!」と声をかけ、カゴを置くのを手伝ってくれたそうです。
あまり人と関わらなかった日々の温かい交流
あまり人と関わることが少なくなっていた中で、大変だろうと思って声をかけてくれた女性の優しさに、カナエさんはとても感動しました。「助かりました。ありがとうございました」と何度も伝えたそうです。
レジの順番になるまで、女性は「今何歳?」「小さい時で大変ですよね」と娘さんについて話しかけてくれ、カナエさんの心はほぐれていったと言います。
この体験を通して、カナエさんは「困っている人に声をかけること自体が、正直勇気がいります」と語っています。しかし、自分もこの女性のように、もし何かできることがあれば、小さなことでも人助けができるようになりたいと強く思ったと言います。
小さなことでも、誰かの助けになりたい
この出会いは、忙しい日々を過ごすカナエさんに、人の優しさや温かいつながりを改めて感じさせてくれるエピソードでした。
このお話のように、お子さんとのやり取りや子育てで「ハッとした」エピソードはありますか?
