気がつけば、いつの間にか部屋が散らかっていた…そんな経験はありませんか?ゆん(@yun_home_gsm)さんが、汚部屋から脱出を決意した結果をInstagramに投稿すると「私も見習わないと」「すごい」「もう汚部屋じゃない」などのコメントが寄せられ、話題になっています。部屋の片付けについて、ゆんさんに話を聞きました。
汚部屋からの脱出!
昔から片付けが苦手だったというゆんさん。結婚・出産・仕事復帰と生活が変化する中で、気づけば部屋は「汚部屋」に。そんな中、2人目の産休中に注文住宅を建てることが決まり「新築も汚部屋にしてしまうのでは!?」と不安になります。
そして、仕事復帰を控えたタイミングで、本気の片付けに踏み切ったそうです。

「物を減らすこと」と「楽」できる仕組みづくり
最大の課題は、物を手放すことでした。
「まだ使うかも」「いつか使うかも」という思いが拭えず、収納からあふれてしまっていたとか。
しかし、Instagramでの発信を通じて「そのいつかは永遠にこない!」「1年使わなかったら基本使わない」などの声に背中を押され、徐々に手放す決意ができるように。

「もったいない」という気持ちはフリマアプリやリサイクルショップで解消しました。
「売ってそのお金を新居で快適に過ごすために使おう」と前向きに考えることで、処分のハードルが下がったそうです。

片付けを継続するには「癖」を見直すことも必要でした。ソファにカバンを放置する、棚を開けっぱなしにするなどの癖を直すため、曜日ごとに掃除場所を決めるなど、自分ルールを設けて実行。まずは1週間、そして2週間と、続けられるように意識していきました。
「楽にできる仕組み」づくりもポイントです。玄関にはラックとS字フックを設置して“かけるだけ”にしたり、冷蔵庫には紙袋でケースを作ったり、汚れたら捨てるだけで掃除を簡単に。洗濯物も畳まずハンガーごと収納することで負担を減らしたといいます。

部屋が片付くと心にも余裕が
部屋が片付くと、友人や親族が家に遊びに来たときに「え、模様替えした?」と驚かれるほど物が減り、見た目も変化しました。1日のどこかで必ず片付けをする癖がつき、洋服やバッグを買う際にも「本当に着るかな?必要かな?」と考えるように。
ゆんさん自身も「片付いていないと落ち着かない」と感じるようになったそうです。
家事の時短も実現し、子どもとの時間が増えました。以前は動線が悪くイライラしていた家事も、スペースに余裕ができたことでスムーズに。片付けが心のゆとりにもつながったと実感しているそうです。

引っ越しを終えた現在は、フルタイム勤務と育児の両立が始まったばかりだといいます。
「新しい家での生活がスタートし、フルタイムでの仕事復帰もあって環境が大きく変わる中、これまでの経験を活かして“絶対に汚部屋にはしない!”と心に決めています。子どもがいても、働いていても、どんな状況でもできることを、私の実体験を交えて発信していきたいです」
今後は、実際に住んでみながら、家づくりについても発信し、これから家を建てる予定がある人にとっても参考になるような発信をしたいとのこと。
「正直、育休中ほど時間に余裕はなく、思うようにいかないことも多いと思います。でも、そんな失敗も隠さずシェアして、“じゃあどうする?”まで伝えていけたら。同じ悩みを持つフォロワーさんたちと一緒に、日々の片付けを続けていけたらと思っています」

「子ども2人でフルタイムの仕事の生活になるので、この生活スタイルにあった新たな『ズボラでも楽して綺麗を保つ』方法を見つけていきたい」と話すゆんさん。これからの発信も楽しみですね。

