生き物を飼っていると、想像もしていなかった出来事に驚かされることがあるのではないでしょうか。
「これ…誰の子?」という一言とともに投稿された動画が827万回再生され、SNSで大きな話題となりました。(2026年10月現在)
一体、どのような投稿だったのでしょうか?投稿者の@ruuaquariumさんに話を聞きました。
3年間ずっと1匹だったはずが…
@ruuaquariumさんが飼育しているのは、暖かい地域にすむサカモトサワガニ。3年前にアクアショップで購入し、それ以来ずっと1匹だけで育ててきました。

ところが2026年2月末、水槽のレイアウトをひっくり返したり、うろうろと歩き回ったりと、それまでとは明らかに違う様子を見せるように。確認してみると、なんと卵を抱えていたといいます。
その後、卵は明るいオレンジ色から少しずつ黒っぽく変化。やがて卵に黒い点が見えるようになり、その数日後、お腹にはたくさんの稚ガニがぶら下がっていたそうです。
この投稿には「そんなことってあるの!?」「なぜに?」「聖なる母カモw」など、たくさんの声が寄せられました。
およそ30匹が誕生、その愛らしい姿とは
@ruuaquariumさんは幼いころから、父親に連れられて海や川で生き物を採集するのが好きでした。その延長でカニの飼育を始め、現在は珍しいカニ飼育の世界を記録に残したいと、発信を続けています。
今回誕生した稚ガニは、正確な数は分からないものの、およそ30匹。小指の爪よりも小さいにもかかわらず、生まれたときから親とほぼ同じ姿をしており、ハサミで餌をつまんだり、威嚇したりと、やることは一人前なのだそうです。
共食いのリスクが高いといわれる中、広く餌が十分にある環境では、10匹ほどが団子のように寄り添う姿も見られたとのこと。
1匹だけで3年間育てていたにもかかわらず繁殖したことについて、@ruuaquariumさんは、精子を体内に長期間ためておく「貯精(ちょせい)」の可能性も考えているそうです。
将来的には大きな水槽に移し、成長したサカモトサワガニの生態や、同種同士の関わりなどを観察していきたいと話していました。
1匹のカニから広がった、思いがけない繁殖の記録。3年間の飼育を経て稚ガニが誕生した、サカモトサワガニの飼育記録でした。
提供元:@ruuaquariumさん(Instagram)

