自分の見た目について言われた何気ない一言に、複雑な思いを抱いた経験がある人もいるのではないでしょうか。
「これって褒め言葉だと思いますか?」という一文とともに写真が投稿され、SNSで大きな話題となりました。
一体、どのような投稿だったのでしょうか。
142cmの低身長を活かしたファッションを発信する、アラサーで姉妹のママでもあるにいなさん(@niina_142fashion)に話を聞きました。
「小さくて可愛い」に複雑な思い
にいなさんが投稿したのは、幼いころの写真から現在の姿までをつなぎ、これまでの心の移り変わりをつづった内容です。
小学生のころから大人になるまで、にいなさんは「小さくて可愛いね」と言われ続けてきました。相手に悪気がなく、褒め言葉として言っていることは分かっていたため、笑顔で「ありがとう」と返していたとのこと。
それでも心のなかでは、「小さくない私は可愛くないってこと?」という思いが消えなかったといいます。

また、普通の身長の友人が、「可愛い」と言われているのを見るたびに、うらやましく感じていました。
「でも142cmの私は変えられない」という思いを抱えながら、にいなさんは「だから着るものを変えることにした」と、自分の好きな服を楽しむ今の姿へとたどり着きます。
この投稿には「同じです…」「参考にします」といった声が寄せられ、大きな反響を呼びました。
低身長を「武器」に変えたきっかけ
にいなさんは、小学生から中学生のころが特につらかったと振り返ります。毎日私服で通学する小学生時代は服選びに苦労し、「キッズサイズからしか選べない」と思い込んでいました。
小学生のときに母を亡くしたこともあり、ファッションについて身近に相談できる人がいなかったそうです。
転機となったのは、高校生のときに出会ったファッション雑誌でした。146cmや148cmのモデルを見て、「小さいことを武器にして、自分で『可愛い』を作り上げることもできるんだ」と気づいたといいます。

142cmを活かした、自分らしいおしゃれ
今では「小さくて可愛い」も最大限に活かせる武器だと捉えているにいなさん。かっこいい系の服もきつい印象になりにくく、キッズサイズも選択肢に入るぶん、コーディネートの幅が広がったといいます。
服選びのマイルールは「ボトムは必ず試着すること」。
裾の長さやシルエットが崩れやすいぶん、実店舗で確かめるようにしています。

発信を始めたのは、「低身長でも楽しくオシャレはできる」と、より多くの人に伝えたかったからでした。現在は、お客様のお悩みやライフスタイルに合わせたコーデの提案やサポートを行っているとのこと。
にいなさんが低身長を武器に前を向く姿に、そっと背中を押される人も多いのではないでしょうか。
提供元:@niina_142fashionさん(Instagram)

