帰宅すると…不自然に膨らんだ”ソファ”に違和感。しかしよく見ると→カバーの下に潜んでいた“犯人”に「懐かしさで笑った」「野生の本能」

帰宅すると…不自然に膨らんだ”ソファ”に違和感。しかしよく見ると→カバーの下に潜んでいた“犯人”に「懐かしさで笑った」「野生の本能」
【実際の写真】膨らんだソファ

家族の一員であるペットが時折見せる不思議な行動は、彼らの内に秘めた野生の本能を垣間見せてくれる、愛おしい瞬間です。
そんな中、今回「大笑いしてしまいました」と語るのは、50代でアルバイトとして働く女性。
長年の夢を叶えて迎えた豆柴の男の子が見せてくれた、”謎のかまくら作り”とも言える可愛らしい奇行についてお話を伺いました。

念願だった豆柴との暮らし

お話を伺った女性は、小さい頃からずっと柴犬がいる家庭で育ち、いつかまた自分でも飼いたいと長年夢見ていました。
フルタイムの仕事を辞め、子育てが一段落したタイミングで、ようやくその夢が叶います。ブリーダーさんから赤柴の男の子、コタロウくん(当時3歳)を家族に迎え、毎日が楽しくて仕方がない、そんな日々を送っていました。

「うちの子がいない!」焦って見渡すと、動くソファカバー

ある日の夕方6時ごろのこと。リビングで一緒にくつろいでいたはずのコタロウくんの姿が、ふと見えなくなりました。
「トイレに行ってリビングに戻ると、うちの子がいないんです。一瞬、どこへ行ったのかと慌てて見渡しました」
すると、ソファの上にかけたカバーの一部が、もこもこと不自然に膨らみ、中で何かが動いているのを発見。その奇妙な光景に、驚きと笑いが同時に込み上げてきたと言います。
「すぐにスマホで動画を撮りました。名前を呼ぶと、カバーの下でモゾモゾと動くんです(笑)」

ソファの下は安心の巣穴?蘇る、野生の本能

カバーをめくると、案の定、中にはコタロウくんが。どうやら、自分でカバーをホリホリと掘り進み、自分だけの巣穴、つまり”かまくら”のような空間を作ってくつろいでいたようです。
犬は、祖先が巣穴で暮らしていた名残で、狭い場所を好む習性があります。コタロウくんにとって、ソファカバーの下は最高の落ち着く場所だったのです。
その姿を見たとき、彼女は昔飼っていた外飼いの柴犬が、庭に穴を掘って気持ちよさそうに寝ていた光景を思い出し、懐かしさで笑ってしまったそうです。

「家の中で大切に育てている甘えん坊な子ですが、彼の中にもちゃんと野生の本能が備わっているんだな、と感じて嬉しくなりました」
コタロウくんが見せてくれた不思議な行動は、飼い主さんにとって、柴犬ならではの愛おしさを再確認させてくれる、微笑ましい出来事となったようです。
このお話のように、ペットが見せる、ちょっと変わった面白い習性や行動に驚かされた経験はありますか?

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